放射線による細胞死
・増殖死(=分裂死)と間期死とに分類される。
増殖死(=分裂死)
- 照射後数回の細胞分裂後に死に至る。
- 巨細胞形成や細胞融合がみられる。
- 線維芽細胞での主要な細胞死の形態。
- 通常の線量(1-2Gy程度)で起こる。
間期死(=中間死):
- 放射線照射が原因で、次のM期に入ることなく、細胞が死ぬ。
- 1回も細胞分裂を経ることなく直ちにおこる細胞死。
- 原形質の融解が認められる。大線量照射が必要。
・アポトーシスとネクローシスとに分類される。
・線維芽細胞への低LET照射後はネクローシスによる細胞死が主。
・リンパ球でみられる高感受性間期死はアポトーシスである。
※放射線高感受性細胞でないとX線照射によるアポトーシスは起きない。線維芽細胞は比較的放射線抵抗性の細胞である。
・ネクローシスでは細胞膨化、細胞融解を伴う。
・アポトーシスでは細胞の縮小、クロマチンの凝集、DNA断片化が起こる。
・放射線高感受性細胞のアポトーシスには通常p53が関与している。
ご案内
腹部画像診断を学べる無料コンテンツ
4日に1日朝6時に症例が配信され、画像を実際にスクロールして読影していただく講座です。現状無料公開しています。90症例以上あり、無料なのに1年以上続く講座です。10,000名以上の医師、医学生、放射線技師、看護師などが参加中。胸部レントゲンの正常解剖を学べる無料コンテンツ
1日3分全31日でこそっと胸部レントゲンの正常解剖の基礎を学んでいただく参加型無料講座です。全日程で簡単な動画解説付きです。
画像診断LINE公式アカウント
画像診断cafeのLINE公式アカウントで新しい企画やモニター募集などの告知を行っています。 登録していただくと特典として、脳の血管支配域のミニ講座の無料でご参加いただけます。