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内側半月板(MM)と外側半月板(LM)

・内側半月板は半径は大きく開き気味で、後節は大きい。

・外側半月板は半径は小さく、より閉じたC字型に近い。

meniscus

・外側の1/3は血行があるので、red zoneと呼ばれる。そこに生じた辺縁断裂は自然治癒も期待される。

meniscus1

半月板内部の高信号と断裂

・点状のものや線状のものは非常によく見られる。

・特に内側半月板後節に高頻度で見られる。ほとんどは粘液(myxoid)あるいはムコイド変性。これらはgrade1、2と分類されているが、無視してよい。安易に拾い上げることはムダな検査を増やすだけ。

meniscus2

相手にするのは、関節面に達したGrade3のみ。

meniscus3

半月板断裂の命名

・「縦」断裂は円周方向longitudinalを指し、垂直vertical断裂と区別する。

長軸と短軸。垂直と水平。この組み合わせで診断する。

・垂直断裂は若年者に多い。

・長軸断裂は、後角に始まり、中節に進行することが多い。

・放射状断裂は通常、半月板の自由縁に始まり、辺縁方向に延びる。

長軸

meniscus6

短軸、放射状

radial

fIipped meniscus,double peak3

・また、上下の関節面に断裂が連続する場合を完全断裂という。

・上下どちらか片方の関節面にのみ限局する場合は、部分断裂という。

・水平断裂は高齢者に多い。

・複合断裂による挫滅や強い変性により、その形態を失った半月板は、挫滅半月板=macerated meniscusと呼ばれ、半月板損傷の終末像である。

参照)
骨軟部画像診断の勘ドコロ

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