COVID-19肺炎の画像診断 症例2

【症例】70歳代女性
【主訴】発熱
【現病歴】4日前より筋肉痛や関節痛あり。昨日より倦怠感、発熱あり。本日も発熱あり、嘔吐あり。救急要請となる。
【既往歴】喘息
【身体所見】BT 37.0℃、SpO2 95%(RA)

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右上下葉末梢に不整なすりガラス影〜crazy paving patternの陰影を認めています。

胸膜直下は保たれているように見えるところと保たれていないように見えるところがあります。

右の上葉に円形〜類円形のすりガラス影を認めています。

これらの所見はCOVID-19肺炎の早期を疑う所見といえます。

 

診断:COVID-19肺炎(早期)に矛盾しない所見。

 

関連:COVID-19肺炎のCT画像所見と経時的変化のポイント!

症例2の解説動画

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