虫垂同定ブートキャンプ延長戦 症例3

虫垂同定ブートキャンプ延長戦 症例3

【症例】70歳代男性

スクリーニング

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    ※今回、先入観なく見ていただきたかったので、病歴をあえて隠していましたが、以下の主訴や病歴がありました。

    【主訴】排便困難
    【現病歴】上記症状があり、近医受診。便潜血陽性であり、当院紹介受診となる。
    【既往歴】胆摘後

    その他所見:

    • 胃内に残渣あり。
    • 十二指腸にクリップか。
    • 腎嚢胞あり。
    • 肝嚢胞あり。
    • 肝S8に低吸収腫瘤あり。肝転移疑い。
    • 腹部大動脈軽度拡張あり。
    【虫垂同定ブートキャンプ】延長戦 症例3の動画解説

    ※内視鏡で、横行結腸に全周性の2型の進行大腸癌を認めており、生検にて中分化型腺癌と診断されました。肝S8の腫瘤は造影MRI(EOB-MRI)にて転移と診断されました。臨床症状伴っており順緊急の手術適応ということで、結腸右半切除、肝部分切除が施行されました。

    お疲れ様でした。

    今日は以上です。

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