Zenker憩室とは

  • 読み方はツェンカー憩室。
  • 咽頭食道接合部の後壁にみられ、輪状咽頭筋の間隙にできる圧出性憩室。
  • 筋膜を欠く仮性憩室。
  • 加齢とともに頻度が高くなる。
  • 大きくなると、食物が貯留して誤嚥や、嚥下障害、逆流の原因となることがある。

Zenker憩室の画像所見

  • 下咽頭・食道造影で頚部食道(咽頭食道移行部)に憩室を認め、診断は容易。
  • CTやMRIでも空気あるいは液体、食物残渣を有する腫瘤様構造として認められる。

※似たようなものに(右)傍気管嚢胞があります。→右傍気管嚢胞(気管嚢胞)とは?CT画像所見は?

症例 40歳代女性 スクリーニング

甲状腺左葉の背側、頚部食道の左側にairを認めています。

下咽頭食道透視で食道との連続性が確認され、食道憩室(Zenker憩室)と診断されました。

※好発部位は後壁ですが、今回はやや前壁に認めていますね。

参考:
頭頸部の画像診断 P335
画像診断first aid P185

関連記事はこちら

画像診断LINE@

新しい企画やモニター募集などの告知を行っています。 是非こちらから登録ください。

画像診断Youtube

画像診断のコツなどを動画にしています。 →画像診断チャンネルに登録する