脛下骨(os subtibiale)
- 脛骨遠位の下端に認められるaccessory bone(副骨、過剰骨)。
- 内顆の下端にも相当するため内顆下端副骨ともよばれる。
- 疼痛の原因となりうる。後脛骨筋腱障害の原因となることがある。
- 内果骨折との鑑別が難しいことがある。骨の形態と辺縁の性状が診断に役立つ。
- 腓骨遠位の下端にもaccessory bone(副骨、過剰骨)を認めることがあり、腓下骨(os subfibulare)と呼ばれる。
症例 8歳男児 1 日前に足首をひねった。左足首の痛み。
引用:radiopedia
小さな十分に皮質化された骨片が、おそらく下脛骨筋である内果に隣接して認められます。
辺縁は整で丸みを帯びており骨折線ではありません。
偶発的に発見された脛下骨(os subtibiale)です。