腓下骨(os subfibulare)
- 腓骨遠位の下端(外果)に認められるaccessory bone(副骨、過剰骨)。
- 外果の下端にも相当するため外果下端副骨ともよばれる。
- 捻挫により靱帯付着部の軟骨が裂離し、成長後に骨化したという節が有力だが、二次骨端核の癒合不全とする説もある。
- 時に使いすぎ、外傷により有痛性となる。
- 脛骨遠位の下端にもaccessory bone(副骨、過剰骨)を認めることがあり、脛下骨(os subtibiale)と呼ばれる。
症例 40歳代男性
引用:radiopedia
外果遠位に骨片を認め腓骨と偽関節を形成しています。
偶発的に発見された脛下骨(os subfibulare)です。
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タイトルに間違いがあります。脛下骨と腓下骨、記載ミスでしょう。
誤植ご指摘いただきありがとうございます。
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