虫垂同定ブートキャンプ 症例2 虫垂同定ブートキャンプ 虫垂同定ブートキャンプ 症例2 【症例】50歳代女性 スクリーニング 画像はこちら 横断像 冠状断像 【虫垂同定ブートキャンプ】症例2の動画解説 その他所見:傍腎盂嚢胞あり。 症例2のみなさんの回答 お疲れ様でした。 今日は以上です。 今回の気づきや感想などを下のコメント欄にお願いします。 投稿ナビゲーション 虫垂同定ブートキャンプ 症例1虫垂同定ブートキャンプ 症例3
アウトプットありがとうございます。 >CO断面だとわかりやすいですね! そうなんです。横断像では全く分からないときも、冠状断像を見れば明らか!ということがしばしばあります。 その上で横断像に戻って「ああ、ここかあ・・・」となることがしばしばあります。 逆に言えば横断像だけで虫垂は同定できない(しにくい)ことがしばしばあるので、 虫垂炎を除外する際には必ず冠状断像も作って貰い見るようにしましょう。 >thin sliceも追加して見てみようと思います。 冠状断像に加えて、サイズが小さかったり、内部にairを含んでいない場合は、thin sliceも活躍しますね。 返信
GWの朝から頭がスッキリしたとのことで良かったです(^^) >膵の形態が少し気になりました。膵腫大、膵頭部の膵管拡張があるのかなと感じましたが、生理的範囲内でしょうか? 50歳代ですし、正常範囲ですね。 膵のサイズは個人差があり、若い方はサイズが大きい方が多いですが、若い方でも小さめの方もいますね。 また見えているのは膵管ではなく総胆管ですね。 返信
コメントありがとうございます。 >虫垂根部が同定しにくい時の、見つけるポイント解説が丁寧で、勉強になりました。 よかったです。 今回のように横断像だと根部がややわかりにくいことがありますので、 虫垂の途中を見つける→根部や先端を追う という見つけ方を覚えておきましょう。 返信
コメントありがとうございます。 >(解説画像のスクロールをもう少しゆっくり流していただけると追いかけやすいです・・・^^;) もう15症例まで動画作ってしまいました(^_^; youtubeは再生速度を落とすことができますので、0.5倍などに落として見てみてください。 返信
コメントありがとうございます。 >あんなにきれいに追えるものなんですね! そうですね。あれだけ横断像で見つからなかった虫垂が、冠状断像では明瞭!ということはしばしばありますので覚えておきましょう。 返信
アウトプットありがとうございます。 >”あたり”をつけて探すことが必要(内部にairを含んだ、細い管腔構造を盲腸の周りで探す) ですね。根部から探さないといけないという訳ではありませんので。体(?途中部分)を探して引き上げる感じですね(わかりにくい)(^_^;) 返信
今日も丁寧な解説ありがとうございます! 十二指腸同定が難しかったです。質問なのですが、水平脚より少し下(Ax29-31)でAirがある部分も十二指腸なのでしょうか 、、?初心者の質問ですみません。 返信
コメントありがとうございます。 >現場ではなかなかゆっくりと見ている時間がない これが現実ですよね。患者さんたくさん来ている中でのんびりとCTを見ている時間がないこともありますね(^_^;) >内容物も多いので惑わされず今回の”あたり”を念頭に見ていこうと思います。 そうですね。回盲部、盲腸周囲の内部にairを含んだ細い管腔構造(虫垂炎の場合はこれがなく腫大していますが)を探すようにしてください。 返信
コメントありがとうございます。 >横断像での十二指腸が難しかったです 単純CTで追う場合は、airをある程度の目印にしながら追っていくのが良いのでしょうか? 十二指腸は内部にairを含むこともありますが、含まないこともあります。 含まなくても追うことは可能です。ただし膵臓との境界がややわかりにくいこともあるので注意が必要ですね。 返信
医学生(5年)です。今回の症例は前回より難しかったですが, 何とか同定することができました(自信はなかったですが…)。 虫垂は様々な走行があるようなので冠状断像で走行を確認してから横断像みると同定しやすいということがわかりました。ただ、放射線科の実習で上行結腸の背側を上行する場合もあると習ったので、矢状断で見た方がわかりやすい場合もあるのかなとも思いました。 返信
コメントありがとうございます。 >冠状断像で走行を確認してから横断像みると同定しやすいということがわかりました。 同定しやすいことが多いですね。 ただまずは横断像で探してみて、それで見つからないときは冠状断像を参照するという形でよいです。 >ただ、放射線科の実習で上行結腸の背側を上行する場合もあると習ったので、矢状断で見た方がわかりやすい場合もあるのかなとも思いました。 そうですね。 虫垂の走行によっては矢状断像の方がわかりやすいこともありますね。 上行すると言うことは横断像では輪切り状態になりますが、冠状断像や矢状断像では全体像が見えると言うことですからね。 返信
今回も丁寧な説明をありがとうございました。 今回は前回よりも、横断像で胃から十二指腸にかけて追うのが難しかったです。 また、虫垂がくるっと回って、のところも追いきれていませんでした。 虫垂を学ぶ機会がこれまでほとんど無かったため、今後のバリエーションも楽しみです。 返信
アウトプットありがとうございます。 >虫垂を学ぶ機会がこれまでほとんど無かったため、今後のバリエーションも楽しみです。 バリエーションもですが、追いやすい症例も反復していきます。 そんなに時間は取られないと思いますので、ぜひ15症例取り組んでいただけたら幸いです(^^) 返信
高吸収なものもそうかもしれませんが、横断像で20-21の低吸収なものは傍腎盂嚢胞ですね。 ぜひこちらの症例に取り組んでみてください。 https://imaging-diagnosis.com/view/x8UCKbE2 返信
なんとか同定出来ました(*^^*) 先生の解説がとてもわかりやすく、今までしてたことを言葉にしていただいたかのように、スッと入ってきました! またこの患者さん、Ax38の傍大動脈リンパ節や回盲部周囲のリンパ節が目立つような気がするのですが、有意な大きさではないのでしょうか? 全体見ていても子宮筋腫を疑う軟部影しか認められなくて気になっています(><) 返信
アウトプットありがとうございます。 >今までしてたことを言葉にしていただいたかのように、スッと入ってきました! よかったです。 >Ax38の傍大動脈リンパ節や回盲部周囲のリンパ節が目立つような気がするのですが、有意な大きさではないのでしょうか? いずれも有意なサイズではありません。 子宮筋腫は小さいものがあるかもしれませんが、あまりはっきりしませんね。 返信
コメントありがとうございます。 >十二指腸下行脚から先が少し自身がありません ここまで読めていたら問題ありません。 >系統的に読むクセをつけなければと思いました。 消化管以外の系統的読影を動画にしましたのでまたご覧いただければ幸いです。 返信
“内部にairを含んだ細い管腔構造”と、言葉にしてくださって、虫垂を探す時になんとなくだったところがすっきりしました! 今回、横断像では虫垂の同定と結腸の脾弯曲部あたりの腸管を追うのが難しかったです。 返信
コメントありがとうございます。 >“内部にairを含んだ細い管腔構造”と、言葉にしてくださって、虫垂を探す時になんとなくだったところがすっきりしました! よかったです。根部よりも実際は途中部分から見つかることが多いです。 >結腸の脾弯曲部あたりの腸管を追うのが難しかったです。 結腸は基本追えるのですが、中に追いにくい症例もあります。 普段なかなか追う時間が取れないかもしれませんが、この15症例は根気強く追ってみてください。 返信
はじめまして、放射線技師5年目です。 youtubeから興味を持って今回初めてこのブートキャンプに参加しました。とてもわかりやすい解説ありがとうございます。 関係ないコメントで恐縮ですが、胸部画像についても開設されていたんですね。もう少し早くページを見つけて申込していれば、という心残りが、、(>_<) 機会があれば、胸部画像も勉強したいと思います! 返信
ご参加ありがとうございます。 >関係ないコメントで恐縮ですが、胸部画像についても開設されていたんですね。もう少し早くページを見つけて申込していれば、という心残りが、、(>_<) 胸部は有料講座となっています。 この後、胸部救急画像診断を開催予定ですので、またご検討ください。 返信
コメントありがとうございます。 >「内部にairを含む細い管腔構造」という言語化1つでとてもわかりやすくなります そうですね。「うなぎつかみ」みたいなものですね。頭やしっぽから見つけて捕まえる必要はなく、体が見えたら体を掴んで引っ張り上げて全貌を見る!みたいな。(余計わかりにくいか・・・) 返信
アウトプットありがとうございます。 >確かに盲腸周囲にある管腔構造(airを含む)から探すという発想、大事ですね! そうなんです。盲腸周囲に細い輪切りの管腔構造があれば基本それが虫垂です。 あるとすれば小さな結腸憩室の可能性もありますが、少し上下にスクロールすれば憩室か虫垂かの判断は容易です。 返信
前回と比較すると、こちらのパターンで見ることが多い気がします。十二指腸内部の液貯留の感じとか…。 虫垂の根部がなかなか同定できず、近傍の細長いものをみつけてきっと虫垂だろうと思っていました。 探し方を直接習ったことはないので、これを機に復習しようと思います。 返信
アウトプットありがとうございます。 >前回と比較すると、こちらのパターンで見ることが多い気がします。 虫垂の走行については、盲腸の背側で後腹膜に固定されて頭側に向かうものが6割ですので、今回のケースが多いわけではありません。 むしろ頭側に向かっているので頻度は少ないパターンとなります。 >虫垂の根部がなかなか同定できず、近傍の細長いものをみつけてきっと虫垂だろうと思っていました。 そうですね。細長い空気を含んだ(含まない正常例もありますが)管腔を探すのがポイントとなります。 返信
虫垂はわかったのですが 胃から十二指腸がうまく追えなかったのと 横断像15〜17のあたり 胃前庭部あたり?だと思うのですが少し肥厚しているように見えるのですが、とりすぎでしょうか? また、前庭部だとこのくらいの肥厚は正常でしょうか? 返信
アウトプットありがとうございます。 胃壁の肥厚については内部が虚脱している場合など目立つことがありますので、とりすぎには注意ですね。 今回も特にCTで指摘できるような肥厚は認めていません。 胃幽門部では筋層が発達しており、あたかも壁肥厚に見えることがありますので要注意です。 関連 https://xn--o1qq22cjlllou16giuj.jp/archives/37798 返信
虫垂の同定ができました。ありがとうございます! 一点質問なのですが、水平断像で左正中付近の53-60にある管腔像は腸管がガスによって張っているという認識でよろしいでしょうか。52~56の糞便が腸管のように最初見えたので…腸管ガスにより拡張した結腸内に固形便がコロンとあるという感じであっていますでしょうか。 返信
アウトプットありがとうございます。 >水平断像で左正中付近の53-60にある管腔像は腸管がガスによって張っているという認識でよろしいでしょうか。 S状結腸の局所的なガス貯留で、有意ではありません。 >52~56の糞便が腸管のように最初見えたので…腸管ガスにより拡張した結腸内に固形便がコロンとあるという感じであっていますでしょうか。 おっしゃるとおりです。局所的な腸管の拡張はよほど拡張していない限りスルーしていただいて結構です。連続して拡張をしていて、腸閉塞を疑う所見ならば別ですが。 返信
「内部にairを含んだ、細い管腔構造」この言葉はとても分かりやすいです。問題を解いたときは微妙な感じでしたが、この言葉を聞いたときに動画を止めて再度挑戦してみたら、あっというまに確信を持って見つけられました! 返信
総合内科医です。今まで根部から探していたので見つかりにくかったんだと気づきました。冠状断は分かりやすいですね!恥ずかしながら、自分で読んだときは全然見つからなかったのですが、解説を聞いて再度見直すと「ここにあるある!」と見えるようになりました。自分が思っていたよりも中枢側にあったのもよく理解できましたし、身体所見での「腸腰筋徴候」が生じる理由も理解できる画像でした。最後にクルっと回っているのも、書籍では記載を見かけるものの実感できていませんでしたが、こうして連続画像で説明してもらえると理解が段違いだなと思いました。お忙しい中、このようなトレーニングの場を作ってくださりありがとうございます。日本の医学教育に大きな貢献をされていると思います(本当に!)。 返信
アウトプットありがとうございます。 >冠状断は分かりやすいですね! 横断像ですぐにわかるものを除いて、虫垂同定に冠状断像は欠かせません。もしなければ必ず作って貰ってください。 >お忙しい中、このようなトレーニングの場を作ってくださりありがとうございます。日本の医学教育に大きな貢献をされていると思います(本当に!)。 ありがたきお言葉ありがとうございますm(_ _)m 返信
せっかちなもので、回盲部付近のくびれのない管腔構造ないかな、とあたりをつけて立て切りでも確認して、、、
その後に根部まで終えるか確認、という方法で楽しちゃいがちです
コメントありがとうございます。
慣れれば虫垂を同定するには、その方法で良いと思います。
慣れるまでは、回盲部を見つけて盲腸を見つけて・・・・ですね。
今日もありがとうございます。
CO断面だとわかりやすいですね!
今回のように虫垂根部が5mmスライスだと分かりにくい場合はthin sliceも追加して見てみようと思います。
アウトプットありがとうございます。
>CO断面だとわかりやすいですね!
そうなんです。横断像では全く分からないときも、冠状断像を見れば明らか!ということがしばしばあります。
その上で横断像に戻って「ああ、ここかあ・・・」となることがしばしばあります。
逆に言えば横断像だけで虫垂は同定できない(しにくい)ことがしばしばあるので、
虫垂炎を除外する際には必ず冠状断像も作って貰い見るようにしましょう。
>thin sliceも追加して見てみようと思います。
冠状断像に加えて、サイズが小さかったり、内部にairを含んでいない場合は、thin sliceも活躍しますね。
朝一で画像を見てたら頭がスッキリしました。
スクリーニングとのことですが、膵の形態が少し気になりました。膵腫大、膵頭部の膵管拡張があるのかなと感じましたが、生理的範囲内でしょうか?
GWの朝から頭がスッキリしたとのことで良かったです(^^)
>膵の形態が少し気になりました。膵腫大、膵頭部の膵管拡張があるのかなと感じましたが、生理的範囲内でしょうか?
50歳代ですし、正常範囲ですね。
膵のサイズは個人差があり、若い方はサイズが大きい方が多いですが、若い方でも小さめの方もいますね。
また見えているのは膵管ではなく総胆管ですね。
虫垂根部が同定しにくい時の、見つけるポイント解説が丁寧で、勉強になりました。ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
>虫垂根部が同定しにくい時の、見つけるポイント解説が丁寧で、勉強になりました。
よかったです。
今回のように横断像だと根部がややわかりにくいことがありますので、
虫垂の途中を見つける→根部や先端を追う
という見つけ方を覚えておきましょう。
十二指腸から先が追えませんでした。回盲部もうまく捉えることができませんでした(惨敗w)
(解説画像のスクロールをもう少しゆっくり流していただけると追いかけやすいです・・・^^;)
コメントありがとうございます。
>(解説画像のスクロールをもう少しゆっくり流していただけると追いかけやすいです・・・^^;)
もう15症例まで動画作ってしまいました(^_^;
youtubeは再生速度を落とすことができますので、0.5倍などに落として見てみてください。
水平断だと最初わかんなかったですね。冠状断で同定し、その後、水平断でわかるようになりました。
コメントありがとうございます。
>冠状断で同定し、その後、水平断でわかるようになりました。
実際このように同定出来ることが結構ありますので、虫垂炎の除外や診断には冠状断像は必須ですね。
冠状断で虫垂を追う、という視点が今まで無かったので、動画を視て感動しました。あんなにきれいに追えるものなんですね!
内部にairを含んだ、細い管腔構造を盲腸の周りで探す、ことを心がけます。
コメントありがとうございます。
>あんなにきれいに追えるものなんですね!
そうですね。あれだけ横断像で見つからなかった虫垂が、冠状断像では明瞭!ということはしばしばありますので覚えておきましょう。
横断像で回盲部を虫垂と勘違いしてしまいました。盲腸から出る管腔構造がわかりにくい場合、”あたり”をつけて探すことが必要(内部にairを含んだ、細い管腔構造を盲腸の周りで探す)を学びました。
アウトプットありがとうございます。
>”あたり”をつけて探すことが必要(内部にairを含んだ、細い管腔構造を盲腸の周りで探す)
ですね。根部から探さないといけないという訳ではありませんので。体(?途中部分)を探して引き上げる感じですね(わかりにくい)(^_^;)
この患者さんくらいだとまだ良いですがもう少し腹腔内脂肪が少なくなると厳しくなってきますね。ありがとうございました。
毎度です。
そうですね。脂肪の少ない方は本当に見えないし、結腸すら追うのが厳しいこともありますね。
今日も丁寧な解説ありがとうございます!
十二指腸同定が難しかったです。質問なのですが、水平脚より少し下(Ax29-31)でAirがある部分も十二指腸なのでしょうか
、、?初心者の質問ですみません。
コメントありがとうございます。
>水平脚より少し下(Ax29-31)でAirがある部分も十二指腸なのでしょうか
そうですね。その部分も十二指腸です。一旦下がってまた上がってきていますね。
冠状断だと確かにわかりやすいですね。
現場ではなかなかゆっくりと見ている時間がないので見過ごしてしまいそうになりますが
内容物も多いので惑わされず今回の”あたり”を念頭に見ていこうと思います。
コメントありがとうございます。
>現場ではなかなかゆっくりと見ている時間がない
これが現実ですよね。患者さんたくさん来ている中でのんびりとCTを見ている時間がないこともありますね(^_^;)
>内容物も多いので惑わされず今回の”あたり”を念頭に見ていこうと思います。
そうですね。回盲部、盲腸周囲の内部にairを含んだ細い管腔構造(虫垂炎の場合はこれがなく腫大していますが)を探すようにしてください。
盲腸の回りのAirを含んだ細い管腔構造を意識する、というところが今回の肝ですね。
回盲部までは比較的分かる様になってきたので、そこから先もまずはあたりを付けて見るようにしていきます。
毎度です。
>盲腸の回りのAirを含んだ細い管腔構造を意識する、というところが今回の肝ですね。
その通りです!肝です。
横断像での十二指腸が難しかったです
単純CTで追う場合は、airをある程度の目印にしながら追っていくのが良いのでしょうか?
コメントありがとうございます。
>横断像での十二指腸が難しかったです
単純CTで追う場合は、airをある程度の目印にしながら追っていくのが良いのでしょうか?
十二指腸は内部にairを含むこともありますが、含まないこともあります。
含まなくても追うことは可能です。ただし膵臓との境界がややわかりにくいこともあるので注意が必要ですね。
医学生(5年)です。今回の症例は前回より難しかったですが, 何とか同定することができました(自信はなかったですが…)。
虫垂は様々な走行があるようなので冠状断像で走行を確認してから横断像みると同定しやすいということがわかりました。ただ、放射線科の実習で上行結腸の背側を上行する場合もあると習ったので、矢状断で見た方がわかりやすい場合もあるのかなとも思いました。
コメントありがとうございます。
>冠状断像で走行を確認してから横断像みると同定しやすいということがわかりました。
同定しやすいことが多いですね。
ただまずは横断像で探してみて、それで見つからないときは冠状断像を参照するという形でよいです。
>ただ、放射線科の実習で上行結腸の背側を上行する場合もあると習ったので、矢状断で見た方がわかりやすい場合もあるのかなとも思いました。
そうですね。
虫垂の走行によっては矢状断像の方がわかりやすいこともありますね。
上行すると言うことは横断像では輪切り状態になりますが、冠状断像や矢状断像では全体像が見えると言うことですからね。
今回も丁寧な説明をありがとうございました。
今回は前回よりも、横断像で胃から十二指腸にかけて追うのが難しかったです。
また、虫垂がくるっと回って、のところも追いきれていませんでした。
虫垂を学ぶ機会がこれまでほとんど無かったため、今後のバリエーションも楽しみです。
アウトプットありがとうございます。
>虫垂を学ぶ機会がこれまでほとんど無かったため、今後のバリエーションも楽しみです。
バリエーションもですが、追いやすい症例も反復していきます。
そんなに時間は取られないと思いますので、ぜひ15症例取り組んでいただけたら幸いです(^^)
傍腎盂嚢胞は左腎の高吸収の小さなものでしょうか??
高吸収なものもそうかもしれませんが、横断像で20-21の低吸収なものは傍腎盂嚢胞ですね。
ぜひこちらの症例に取り組んでみてください。
https://imaging-diagnosis.com/view/x8UCKbE2
なんとか同定出来ました(*^^*)
先生の解説がとてもわかりやすく、今までしてたことを言葉にしていただいたかのように、スッと入ってきました!
またこの患者さん、Ax38の傍大動脈リンパ節や回盲部周囲のリンパ節が目立つような気がするのですが、有意な大きさではないのでしょうか?
全体見ていても子宮筋腫を疑う軟部影しか認められなくて気になっています(><)
アウトプットありがとうございます。
>今までしてたことを言葉にしていただいたかのように、スッと入ってきました!
よかったです。
>Ax38の傍大動脈リンパ節や回盲部周囲のリンパ節が目立つような気がするのですが、有意な大きさではないのでしょうか?
いずれも有意なサイズではありません。
子宮筋腫は小さいものがあるかもしれませんが、あまりはっきりしませんね。
ありがとうございました。
虫垂根部、十二指腸下行脚から先が少し自身がありませんでしたが、結果的にはなんとかできていたようです。しかし、系統的に読むクセをつけなければと思いました。
コメントありがとうございます。
>十二指腸下行脚から先が少し自身がありません
ここまで読めていたら問題ありません。
>系統的に読むクセをつけなければと思いました。
消化管以外の系統的読影を動画にしましたのでまたご覧いただければ幸いです。
“内部にairを含んだ細い管腔構造”と、言葉にしてくださって、虫垂を探す時になんとなくだったところがすっきりしました!
今回、横断像では虫垂の同定と結腸の脾弯曲部あたりの腸管を追うのが難しかったです。
コメントありがとうございます。
>“内部にairを含んだ細い管腔構造”と、言葉にしてくださって、虫垂を探す時になんとなくだったところがすっきりしました!
よかったです。根部よりも実際は途中部分から見つかることが多いです。
>結腸の脾弯曲部あたりの腸管を追うのが難しかったです。
結腸は基本追えるのですが、中に追いにくい症例もあります。
普段なかなか追う時間が取れないかもしれませんが、この15症例は根気強く追ってみてください。
はじめまして、放射線技師5年目です。
youtubeから興味を持って今回初めてこのブートキャンプに参加しました。とてもわかりやすい解説ありがとうございます。
関係ないコメントで恐縮ですが、胸部画像についても開設されていたんですね。もう少し早くページを見つけて申込していれば、という心残りが、、(>_<)
機会があれば、胸部画像も勉強したいと思います!
ご参加ありがとうございます。
>関係ないコメントで恐縮ですが、胸部画像についても開設されていたんですね。もう少し早くページを見つけて申込していれば、という心残りが、、(>_<) 胸部は有料講座となっています。 この後、胸部救急画像診断を開催予定ですので、またご検討ください。
冠状断だと虫垂が同定しやすいですね。冠状断での右の腎盂嚢胞がよくわかりませんでした。
コメントありがとうございます。
>冠状断での右の腎盂嚢胞がよくわかりませんでした。
単純なので余計わかりにくいですね。横断像で分かればOKです。
やはり単純CTでは難易度が上がりますね。
「内部にairを含む細い管腔構造」という言語化1つでとてもわかりやすくなりますね。
コメントありがとうございます。
>「内部にairを含む細い管腔構造」という言語化1つでとてもわかりやすくなります
そうですね。「うなぎつかみ」みたいなものですね。頭やしっぽから見つけて捕まえる必要はなく、体が見えたら体を掴んで引っ張り上げて全貌を見る!みたいな。(余計わかりにくいか・・・)
他の皆さんも書いていますが、虫垂を見つけ出すための大きな手がかりを教えてもらい、感激しています。
冠状断CTは確かにわかりやすいことが多いですね。
アウトプットありがとうございます。
虫垂の同定に冠状断像は必須ですね。横断像でよくわからなければ、冠状断をチェックしましょう。
虫垂の根部から探していたので見つけられませんでした。
確かに盲腸周囲にある管腔構造(airを含む)から探すという発想、大事ですね!
アウトプットありがとうございます。
>確かに盲腸周囲にある管腔構造(airを含む)から探すという発想、大事ですね!
そうなんです。盲腸周囲に細い輪切りの管腔構造があれば基本それが虫垂です。
あるとすれば小さな結腸憩室の可能性もありますが、少し上下にスクロールすれば憩室か虫垂かの判断は容易です。
十二指腸追うのがむずかしかったです。
虫垂も勘違いしてました。airを含んだ管腔構造を探す、参考になりました。次回から実践してみます。
アウトプットありがとうございます。
>airを含んだ管腔構造を探す、参考になりました。次回から実践してみます。
是非実践してみてください。慣れてくると自然と目に入ってくるようになります。
前回と比較すると、こちらのパターンで見ることが多い気がします。十二指腸内部の液貯留の感じとか…。
虫垂の根部がなかなか同定できず、近傍の細長いものをみつけてきっと虫垂だろうと思っていました。
探し方を直接習ったことはないので、これを機に復習しようと思います。
アウトプットありがとうございます。
>前回と比較すると、こちらのパターンで見ることが多い気がします。
虫垂の走行については、盲腸の背側で後腹膜に固定されて頭側に向かうものが6割ですので、今回のケースが多いわけではありません。
むしろ頭側に向かっているので頻度は少ないパターンとなります。
>虫垂の根部がなかなか同定できず、近傍の細長いものをみつけてきっと虫垂だろうと思っていました。
そうですね。細長い空気を含んだ(含まない正常例もありますが)管腔を探すのがポイントとなります。
虫垂はわかったのですが
胃から十二指腸がうまく追えなかったのと
横断像15〜17のあたり
胃前庭部あたり?だと思うのですが少し肥厚しているように見えるのですが、とりすぎでしょうか?
また、前庭部だとこのくらいの肥厚は正常でしょうか?
アウトプットありがとうございます。
胃壁の肥厚については内部が虚脱している場合など目立つことがありますので、とりすぎには注意ですね。
今回も特にCTで指摘できるような肥厚は認めていません。
胃幽門部では筋層が発達しており、あたかも壁肥厚に見えることがありますので要注意です。
関連
https://xn--o1qq22cjlllou16giuj.jp/archives/37798
胃から十二指腸が追い辛かったので、SMAに挟まっている管腔構造から追ってみました。
アウトプットありがとうございます。
それも良い同定方法だと思います。単純の場合はきついこともありますね。特に痩せている方は。
おそらく、しっかり追えている方が多いのではないかな、とおもいます。
「多分できた」という回答が多いのは日本人の特徴かもしれませんね w
アウトプットありがとうございます。
確かにそうかもしれません(日本人あるある)が、今日のは単純ですし、平易ではないのでは思います。
虫垂の同定ができました。ありがとうございます!
一点質問なのですが、水平断像で左正中付近の53-60にある管腔像は腸管がガスによって張っているという認識でよろしいでしょうか。52~56の糞便が腸管のように最初見えたので…腸管ガスにより拡張した結腸内に固形便がコロンとあるという感じであっていますでしょうか。
アウトプットありがとうございます。
>水平断像で左正中付近の53-60にある管腔像は腸管がガスによって張っているという認識でよろしいでしょうか。
S状結腸の局所的なガス貯留で、有意ではありません。
>52~56の糞便が腸管のように最初見えたので…腸管ガスにより拡張した結腸内に固形便がコロンとあるという感じであっていますでしょうか。
おっしゃるとおりです。局所的な腸管の拡張はよほど拡張していない限りスルーしていただいて結構です。連続して拡張をしていて、腸閉塞を疑う所見ならば別ですが。
いつもありがとうございます。
今後とも宜しくお願い致します。
「内部にairを含んだ、細い管腔構造」この言葉はとても分かりやすいです。問題を解いたときは微妙な感じでしたが、この言葉を聞いたときに動画を止めて再度挑戦してみたら、あっというまに確信を持って見つけられました!
アウトプットありがとうございます。
お役に立てて良かったです。
コツをつかまれたと思います。基本はこの形で認めますので、横断像+冠状断像を中心にこの構造を盲腸部周辺で探すようにしてください。
総合内科医です。今まで根部から探していたので見つかりにくかったんだと気づきました。冠状断は分かりやすいですね!恥ずかしながら、自分で読んだときは全然見つからなかったのですが、解説を聞いて再度見直すと「ここにあるある!」と見えるようになりました。自分が思っていたよりも中枢側にあったのもよく理解できましたし、身体所見での「腸腰筋徴候」が生じる理由も理解できる画像でした。最後にクルっと回っているのも、書籍では記載を見かけるものの実感できていませんでしたが、こうして連続画像で説明してもらえると理解が段違いだなと思いました。お忙しい中、このようなトレーニングの場を作ってくださりありがとうございます。日本の医学教育に大きな貢献をされていると思います(本当に!)。
アウトプットありがとうございます。
>冠状断は分かりやすいですね!
横断像ですぐにわかるものを除いて、虫垂同定に冠状断像は欠かせません。もしなければ必ず作って貰ってください。
>お忙しい中、このようなトレーニングの場を作ってくださりありがとうございます。日本の医学教育に大きな貢献をされていると思います(本当に!)。
ありがたきお言葉ありがとうございますm(_ _)m