虫垂同定ブートキャンプ 症例1
【症例】60歳代 男性
【病歴】前立腺癌放射線治療中。フォローCT。
画像はこちら
【虫垂同定ブートキャンプ】症例1の動画解説
その他所見:
- 左腎嚢胞あり。
- 副脾あり。
- 前立腺石灰化あり。前立腺癌はCT上はっきりしません。
- 動脈硬化あり。
※今回の企画を通して上部消化管を説明する際に、十二指腸下行脚(部)→水平脚(部)→トライツ靱帯→空腸と説明していることが多いですが、実際は、水平脚(部)→上行脚(部)→トライツ靱帯と上行脚(部)がありますのでご注意ください。
腹部CTにおける虫垂の正常解剖・同定方法
症例1のみなさんの回答
お疲れ様でした。
今日は以上です。
今回の気づきや感想などを下のコメント欄にお願いします。
虫垂は分かり易かったので当たりました!ただ、やはり他の部分難しかったです。GW 中何度も動画見直して頑張ります!
アウトプットありがとうございます。
15回虫垂や結腸、上部消化管を追う訓練をしたら、大分追うことに抵抗がなくなると思います。
2日に1回のルーチンにしていただけたら幸いです。
はじめまして、学生です。シンプルな内容で取り組みやすく、次からも頑張りたいと思いました!企画していただき本当にありがとうございます!
コメントありがとうございます。
やっていただくことは非常にシンプルですが、
追えることを知らない
追えることを知っている
実際追ったことがある
には大きな差があります。
かつ反復も重要なので、2日に一度お時間を取っていただき取り組んでいただけたら幸いです(^^)
ありがとうございます!救急科メンバーで朝から勉強させていただいています!この後も、楽しみにしております!
よろしくお願いします。
>救急科メンバーで朝から勉強させていただいています!
ありがとうございます。
今回は救急画像診断ではなく、正常解剖を同定しようという企画ですので、
どこまでお楽しみいただけるかですが、ぜひ引き続きご参加いただけたらと思います(^^)
医学部の6年生です。初回ということで簡単な症例だったようですが、不慣れなこともあってなかなか時間がかかりました。
15日間で自信を持って虫垂が分かるようになる予定です!よろしくお願いします!
よろしくお願いします。
>不慣れなこともあってなかなか時間がかかりました。
最初は時間がかかると思います。
反復していくうちに時間は大幅に短縮されます。
ただし、それでも脂肪が少ない方や追いにくい方もおられますが(^_^;)
そういった症例も扱いますので是非続けてみてください。
はじめまして。6年生です。実習が延期となっていて臨床の感覚を思い出すために参加しました。今日は直腸から上行結腸までは追えましたが虫垂に気づけませんでした。解答動画で実臨床の先生の視点が見れて非常に勉強になりました。オンラインでこのようなコンテンツがあるのは本当に初学者にとってありがたいです。15日間お世話になります。
初めまして。
同級生のまつけんを思い出しました(^^)
>今日は直腸から上行結腸までは追えましたが虫垂に気づけませんでした。
国家試験では虫垂はあまり重要ではありませんが、救急では非常に重要な構造となります。
特に消化管では、一枚の画像をピックアップして、→でここ!とやってもわかりにくく、連続性を追いながら動画で見るのが有用と考えます。
すぐには難しいかもしれませんが、また解剖を学べる参加型企画も作っていきたいと思います。
とりあえず15日間、勉強の合間などに息抜きでご参加いただけると幸いです(^^)
今回はしっかり同定できましたが、今後難しくなってきても同定できるように頑張ります。
毎度です。
脳外科で腹部読めたらかっこいいです!
医学科6年です。腎嚢胞などに気づきませんでした。
やはり臓器別に以上がないか、注意してチェックリスト的に読影しないと見逃すのですね
次回からはそのようにしないといけないなと思いました。
コメントありがとうございます。
今回は副所見は少ないものが多いですが、虫垂、消化管を同定したあと、腹部臓器を一つ一つ追うことも余裕があればやってみてください。
新人技師です。よろしくお願いします。今回は虫垂を同定できました。ただそれだけで終わってしまいました。次回からは、他の臓器もしっかり見ようと思いました。
よろしくお願いします。
虫垂、結腸、上部消化管を追う企画ですのでまずはこちらを同定してください。
余裕があれば他の臓器もチェックしてみてください。
放射線技師2年目です。
今回の画像は追うことができました。
次回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
読影力を養うため、基礎からまた頑張ります!
毎度です。よろしくお願いします。
CTCを撮影することになったため勉強しています。このような授業を受けられるなんて大変ありがたいです。
コメントありがとうございます。
>CTC
CTCは腸管は結腸は追いやすいですね。私は読影は苦手ですが(^_^;)
>このような授業を受けられるなんて大変ありがたいです。
そのように言っていただいてありがとうございます。
はじめまして、大変楽しい企画有難うございます。
内臓脂肪が程よく有り、分かりやすい症例で良かったです。その他所見の質問ですが、Ax13枚目の胃穹窿部に憩室がありますでしょうか? パーシャルでそう見えるだけでしょうか? また所見に上げるほどではないかもしれませんがAx16枚目 脾臓近傍に副脾がありますでしょうか?
コメントありがとうございます。
>内臓脂肪が程よく有り、分かりやすい症例で良かったです。
そうですね。割とわかりやすい症例でした。
>その他所見の質問ですが、Ax13枚目の胃穹窿部に憩室がありますでしょうか? パーシャルでそう見えるだけでしょうか?
確かにそのようにも見えますね。
ちょっとこの方の過去画像をチェックしたところ血管がそう見えているようです。
>Ax16枚目 脾臓近傍に副脾がありますでしょうか?
確かに小さな副脾がありますね。追記します。ありがとうございます。
何年目の方ですか?
副脾まで気付くのは凄いと思いました。
技師8年目になります。まだまだ臨床でわからないことも多くあるので、勉強を続けて読影力を養っていきたいと思います。このような機会を与えくださってありがとうございます。
よろしくお願いします。
是非15日間完走してください。
医学科5年です。自分では十分出来ていたと感じていた虫垂の同定が、解説の映像で不十分だったことに気付きました。盲腸からでてから盲端まで、次回以降より丁寧に探索したいです。
また、映像での解説は本当にわかりやすいためとてもありがたいです。次の問題が楽しみです。
コメントありがとうございます。
>盲腸からでてから盲端まで、次回以降より丁寧に探索したいです。
根部がわかりにくいこともあり、虫垂の途中部分から見つかることもあります。
その場合は虫垂を追って、先端部および根部を同定します。
それでも先端部と根部を逆にすることもありますが(今後の症例で私が動画内で間違えることもあります)。
>映像での解説は本当にわかりやすいためとてもありがたいです。
よかったです。
連続画像のCTやMRIの画像診断こそ動画ですね。
5回生です。全部当たってはいたのですが、まだまだ解説を見るまで全然自信がなかったので、今回のを機に頑張っていきたいと思います!
コメントありがとうございます。
単に解説を聞くだけでなく、その前にご自身で実際読影していただいたことが非常に重要となります。
次回もよろしくお願いします(^^)
はじめまして。よろしくお願いします。
動画の解説は連続性の確認がしやすいので非常にわかりやすかったです。
解説をみて盲端部分までしっかり追えていなかったことに気がつきました。
今後は臓器をみつけて終わり ではなく、丁寧に確認していきます。
よろしくお願いします。
>動画の解説は連続性の確認がしやすいので非常にわかりやすかったです。
良かったです(^^)
>今後は臓器をみつけて終わり ではなく、丁寧に確認していきます。
ぜひこの機会に、虫垂根部から先端まで追うようにしてみましょう。
横断像で根部だと思っていたところが実は冠状断像で先端だったと判明することもしばしばあります。
学生です。読影が苦手なので、これを機に少しでも読めるようになりたいです。がんばります!
動画の解説、とても分かりやすかったです。ありがとうございます。
動画について質問があります。「ここがトライツ靭帯で、十二指腸は終わりです」と仰っていたと思いますが、トライツ靭帯をCTではっきり同定することは可能でしょうか??どこを見て十二指腸の終わりを確認しているのか教えていただけると幸いです。
コメントありがとうございます。
>トライツ靭帯をCTではっきり同定することは可能でしょうか??
後腹膜に固定されている部位とされていない部位の境目ということになりますが、CTではここがトライツ靱帯と言うのは難しいです。
技師4年目です。急性腹症などの外科系CTの
画像を自分で見て追う練習や読影の練習を
しています。なかなか難しいのですが 汗
動画での解説、コメントすごくわかりやすく
勉強になります。
今後とも勉強させていただきます。
コメントありがとうございます。
途中飽きてくるかもしれませんが(^_^;、ぜひ15日間続けていただけたらと思います。
私も「まつけん先生」を思い出しました。笑
あのまつけん先生ですか?関西の。
ところで・・・
超簡単を追う時に、S状結腸と下行結腸、下行結腸と横行結腸(こちらはわかりやすいですが)の境目が明確にわかりません。
この辺で固定されていそうだからSと下行の境目かなとか、固定されていなそうだからここから横行かなという感覚で同定していました。
自信を持って同定する方法があれば、教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
毎度です。
>あのまつけん先生ですか?関西の。
あのまつけん先生ですが、まさか同じ人ではないと思いますが(^_^;
>自信を持って同定する方法があれば、教えていただきたいです。
これについても厳密な境目というは指摘することはできません。大まかにということになります。
内視鏡でS状結腸に腫瘍と診断されていても注腸透視では直腸や下行結腸にあることもしばしばありますね。
初回はなんとか全て同定することができました!
実際のCT画像を見ながら勉強する方法があまりなく、なかなか本を読んで知識をつけるだけでは読めるようにならず困っておりました
この企画を通して、少しは腹部CTの読影に自信がつけばと思っています
次回以降も楽しみにしています
コメントありがとうございます。
>なかなか本を読んで知識をつけるだけでは読めるようにならず困っておりました
そうですよね。
腹部CTの解剖を確認することができる画像診断ツール(PCからのみ閲覧できます。)
http://medicalimagecafe.com/tool/abdominal/01.html
も作成しましたが、ボケーっと見てても仕方ないので、今回のようにこれを探してください。という形式にした方が読影力はつきますね。
次回以降もよろしくお願いします(^^)
今日もありがとうございます。
外出自粛でGWは家に引きこもり生活なので、これを機に虫垂とお友達になれたらな、と思います。今一度基本に立ち返ってブラッシュアップしたいです。
毎度です。
是非虫垂と大親友になってください(^^)
初回の画像から悩みました。回答には虫垂と回盲部を微妙としましたが、自分が思っていた部位と合っていたので少しホッとしました。ただ、直腸部からの追い方がまだまだだと思いましたので、何度も画像を見てその辺りを強化できればと思います。
コメントありがとうございます。
>直腸部からの追い方がまだまだだと思いましたので、何度も画像を見てその辺りを強化できればと思います。
ぜひそういう方にこそ参加いただきたい企画です。
慣れが必要なところですので。
このようなオンラインで勉強でき、かつフィードバックがある機会は本当にありがたいです。どうもありがとうございます!
コメントありがとうございます。
ぜひ1ヶ月楽しんでください(^^)
いつも素敵な動画ありがとうございます。
腹部CTをDrと見ているとき「?」が多く未消化感がしばしばあるので今回それを少しでもクリアにできれば と思います!
コメントありがとうございます。
>未消化感がしばしばあるので今回それを少しでもクリアにできれば と思います!
消化管が追えるようになればかなりクリアになると思います。
ぜひよろしくお願いします。
放射線技師です。とても分かりやすく、勉強になります。ありがとうございます。
質問ですが虫垂の起始部は48枚目になるかと思います。52枚目から起始し、54枚目では見えていない管腔構造は何になるのでしょうか?
コメントありがとうございます。
>質問ですが虫垂の起始部は48枚目になるかと思います。
そうですね。ここが起始部です。
>52枚目から起始し、54枚目では見えていない管腔構造は何になるのでしょうか?
52枚目から起始しているのではなく、虫垂の先端(盲端)ですね。ちょっとわかりにくいですが。
放射線技師です。説明も分かりやすく理解しやすかったです。ありがとうございます。
質問なのですが、虫垂は虫垂間膜で回盲部とくっついていると聞いたことがあるのですが、画像では離れて見えるのですが。。
腸間膜に厚みがあったりするのでしょうか?
コメントありがとうございます。
>虫垂は虫垂間膜で回盲部とくっついている
おっしゃるとおりで、虫垂間膜は必ずあって、虫垂と回盲部をつないでいます。ただし先端部は盲腸の背側に埋もれている様に存在していることも、腹腔内に存在していることもあります。
初めての参加でした。なんとか同定できました。次回からも楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いします。
虫垂を同定するときに虫垂動脈を同定して、虫垂を同定する方法もあると思うのですが、先生はどうされていますか?
私は血管を追うのが苦手ですので、解説していただけいると幸いです。
アウトプットありがとうございます。&毎度です。
>虫垂動脈を同定して、虫垂を同定する方法もあると思うのですが、先生はどうされていますか?
虫垂動脈を同定して、という方法では同定していません。
上腸間膜動脈→回結腸動脈→虫垂動脈 と追っていくのでしょうけどダイナミックCTで動脈を再構成などしないと厳しいかもしれませんね(^_^;)
少なくとも単純CTでは無理ではないでしょうか。
横断像では虫垂起始部が52枚目と思い、虫垂は上行して48枚目のところで盲腸にくっついているのかと考えました。冠状断では虫垂は下行しているので変だなあと思いました。先生のコメントでも先端部と根部を逆にすることもありますとあり、同じような間違いをしたのが少し誇らしい感じです。
腸管をきちんと追う作業を余りしたことがないので、しっかり身につけたいです。胃と十二指腸の境の幽門はどのあたりに、どのように見えるのでしょうか。
いつもわかりやすい解説ありがとうございます。虫垂内に高吸収なものが見えることがありますが、これは何を見ているのでしょうか?虫垂から離れますが、憩室でも同様に高吸収をよく見ると思います。ご教示いただければ幸いです。
アウトプットありがとうございます。
高吸収な場合、糞石が多いです。バリウムですとアーチファクトを引くことが多いですね。
これから頑張ろうと思います!
よろしくお願いします!
これは全く新しい形式ですね!
自己評価もかなり影響されそうですw
とりあえず、今回は大丈夫だったかな、と思っています。。
アウトプットありがとうございます。
虫垂を同定する
追える腸管を追う
という地味な作業ですが、腹部画像を読影する上で、非常に重要な基礎力を養うキャンプとなります。
前からブートキャンプという名前が気になっていました…。今回は初回にふさわしいわかりやすいものだったので同定できました。通常とは異なる位置に盲腸がある場合や腸管がベターっとしてわかりにくいと場合も同定できるか不安になり勉強させていただいています。今後の展開に期待します。
アウトプットありがとうございます。
>前からブートキャンプという名前が気になっていました…。
気になられていましたか(^_^;
ブートキャンプと言いたいだけです・・・。
>今回は初回にふさわしいわかりやすいものだったので同定できました。
同定できてよかったです。
>今後の展開に期待します。
基本は同じなのですが、いろいろな症例で虫垂はどのように見えることが多いのかやどういった読影の順番で見ると見やすいのかなど実際試していただき、慣れていただけたらと思います。
調子に乗って小腸も追ってみましたがすぐ迷子になりました笑
アウトプットありがとうございます。
小腸は腸閉塞を来している状態でないと追えないですね・・・・。
これこれ!
めちゃくちゃ勉強になりました!
早速活かしていきます!
ありがとうございます!!
アウトプットありがとうございます。
お役に立てて良かったです。
木曜日にもう1症例ありますのでチャレンジしてみてください。
下行結腸(S寄りに)限局性全周性の壁肥厚と内腔狭窄像と思われる個所があるように見えます。
正常でしょうか?
アウトプットありがとうございます。
下行結腸(S寄りに)には特に壁肥厚や内腔狭窄は認めません。
蠕動で局所的に細く見えたり壁が厚くみえることもあります。その際は冠状断像などと合わせて判断するようにしましょう。
虫垂をいつもはなんとなくで探そうとしていたので、やり方がわかると楽しいです!今後CTを撮影する際に一例一例追ってみます!
アウトプットありがとうございます。
>今後CTを撮影する際に一例一例追ってみます!
是非そうしてみてください。数こなすと、同定できない症例や難しい症例を除いては、基本的に同定できるようになります。