心膜嚢胞(pericardial cyst)

  • 心膜腔の発生過程で形成される薄膜の嚢腫。
  • 右側の心横隔膜角に好発する。左側や上縦隔に見ることもある。
  • 薄い被膜を有する単胞性の形状
  • 内容物は一般的に漿液性。通常心膜腔との交通は見られない。交通が見られた場合は、心膜憩室(pericardial diverticulum)と呼ばれる。(心膜憩室は右肺門レベルに発生しやすい。)

画像診断

  • CTで内部は低吸収、T1WI 低信号、T2WI 高信号の嚢胞性病変として認める。
  • 造影効果なし。
症例 80歳 スクリーニング

心膜嚢胞のCT画像

右横隔膜角に単房性の嚢胞性病変を認めています。

壁の造影効果は認めていません。

心膜のう胞を疑う所見です。

 

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