頸長筋腱炎・筋炎

  • 女性に多い。20〜50歳代。
  • 症状は発熱、咽頭痛、嚥下痛など。
  • 頸部伸展障害、頸部可動時の激痛、頸部可動制限が特徴。
  • 咽頭後壁の腫脹があり、咽後膿瘍との鑑別が必要。
  • ただし、石灰化のない例もあり。
  • 治療は非ステロイド系鎮痛薬、ステロイド。炎症があれば抗生剤。予後良好。
  • 治療により石灰化が消失することもある。
  • 石灰化を伴うものはハイドロキシアパタイト結晶沈着症とされる。
  • 椎前筋=頸長筋+頭長筋

画像所見

  • 後咽頭腔の拡大。
  • 環軸椎体前面の石灰化。
  • 椎体前面の液体貯留。
  • 頸長筋に沿う炎症。
  • 椎体の炎症所見。
  • CTに加えてMRIが必要。MRIでは咽頭後間隙に液体貯留あるいは広範な浮腫を示す異常信号域を認める事が多い。
  • 二次性に頸長筋最頭側部の腱(C2前面)にハイドロキシアパタイトが沈着、石灰化を伴う(石灰沈着性頸長筋腱炎・筋炎)。
  • ただし、石灰化のない例もあり。
  • また、稀にC3−6の椎体前面に石灰化を認めることがある。

参考)臨床画像2013年10月増刊号 頸部痛

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