先に結論:広汎子宮頸部摘出術(radical trachelectomy)
- 広汎子宮頸部摘出術は子宮頸部と周囲の組織・腟の一部を切除し、子宮体部を残して腟とつなぐ手術で、妊娠の可能性を残したい早期の子宮頸癌に行われます
- 主な対象は腫瘍径2cm以下(FIGO 2018のIB1期まで)で、MRIで腫瘍の大きさと、子宮体部側(内子宮口)までの距離を評価することが大切です
- この手術の広がりとともに、FIGO 2018分類ではIB期が2cm・4cmで細分化されました
広汎子宮頸部摘出術とは?
- 子宮頸部に限局する子宮頸癌に適応されることがある。
- 腫瘍径が2cm以下の場合で、妊孕能を強く希望される場合に適応となる。
- 腫瘍に対して、子宮頚部と傍組織、そして膣の一部を切り取って、子宮体部と膣の断端とを吻合するという手術
- この手術の普及に伴い、FIGO2018進行期分類ではⅠB期がより細かくなり、
- ⅠB1≦2cm
- ⅠB2>2cm,≦4cm
- ⅠB3>4cm
とFIGO2008ではなかった2cmという基準が加わった。
関連記事:子宮頸癌のFIGO2018進行期分類とMRI画像所見
参考文献:画像診断 Vol.40 No.13 2020 P1289-1298
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