前頭洞周囲ののCT画像における正常解剖についてまとめました。
冠状断像でチェックしましょう。
前頭洞周囲のCT画像における正常解剖
前頭洞及びその周囲の正常解剖について動画を作成しました。
動画を見ていていただいた後で記事を読んでいただくとよりスムーズに頭に入ると思います。
まず前頭洞の位置はこちらになります。
前頭洞の開口部(排泄路)はこちらです。
排泄先は中鼻道の半月裂孔となります。
その背側には前篩骨洞で最も大きな嚢胞である篩骨胞があります。
篩骨胞はOMUの構成要素の一つです。
その前方の鼻の骨を鼻堤といいます。
その背側には上下に嚢胞があります。
下側を鼻堤蜂巣(Agger nasi cell)といいます。
上の嚢胞を、supra agger cellといいます。
前頭洞周囲の解剖については以上となります。
前頭洞は、中鼻道に排泄することがよく分かりますね。
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