先に結論:内臓逆位
- 内臓逆位は心臓・肝臓・脾臓など内臓の左右が反対になった状態で、完全な鏡像(全内臓逆位)では病的意義は少ないことが多いです
- 慢性副鼻腔炎・気管支拡張症・内臓逆位がそろうとKartagener症候群(線毛機能不全)を考えます
- 臓器がばらばらに並ぶ内臓錯位(多脾症・無脾症)は心奇形や腸回転異常を伴うことが多いため、区別が大切です
内臓逆位とは
- 臓器の左右の位置異常。
- 正常と真逆に位置する逆位と、それぞれ個々の臓器が左右にまちまちに位置する錯位がある。
- Kartagener症候群では、慢性副鼻腔炎、気管支拡張症、内臓逆位を3徴とする。
- 逆位の場合、 Kartagener症候群を除くと、疾患としての病的意義は少ない。
症例 60歳代男性 スクリーニング

心臓は右にあり、肝臓は左、脾臓は右にありと、本来の臓器の位置とすべて逆になっており、内臓逆位を疑う所見。
参考文献:
画像診断 Vol.27 No.7 2007 P840
すぐ身につく胸部CT P105
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