脂肪脊髄(髄膜)瘤(lipomyelocele,meningocele)

・脊髄脂肪腫は正常例にみられる硬膜外脂肪腫とは異なり、脊髄奇形と合併する。

  1. 脂肪脊髄(髄膜)瘤(lipomyelocele,meningocele)
  2. 硬膜内脂肪腫(intradural subpial lipoma)
  3. 終糸線維脂肪腫(fibrolipoma of the filum terminale)

の3種類に分類され、1が最多。以下はその1について。

・大部分が腰椎〜仙椎に発生する。

・発生の過程で、脊柱管内に脂肪組織が迷入し、閉鎖前の脊髄組織の背面に入り込み、脊椎椎弓の閉鎖を妨げる。

潜在性二分脊椎の原因奇形で最多。

・脊柱管内の脂肪組織は、硬膜欠損部を通じて皮下の脂肪組織と連続あり。

・このうち、脂肪のみ連続→脂肪脊髄瘤、脂肪と髄液を含むくも膜下腔も突出→脂肪脊髄髄膜瘤という。

・脂肪腫により脊髄は低位脊髄円錐をきたすことが多い。

・25%に脊髄空洞症を伴う。

脊髄脂肪腫の画像診断

・硬膜の欠損部位および皮下の脂肪との連続性はMRIによって観察することができる。

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