胆管内ガス(pneumobilia)をみたら
においては生理的に認められるので、病歴や手術歴をチェックする。
- 既往・手術歴ある場合は、左右に均等に認められるかもチェックする。
- 既往・手術歴ない場合は、胆道-消化管瘻を考える。慢性胆嚢炎の十二指腸穿通などをチェック。
- 逆に、これまで見えていたpneumobiliaが消えたときにも注意。吻合部の閉塞や感染を伴っている可能性あり。見えていたpneumobiliaが見えなくなったけど、まあいいやじゃ、ダメ!
症例① 70歳代男性 胆管癌術後(胆管内ガス(pneumobilia))
胆管内ガス(pneumobilia)でも以下の症例のように肝のかなり末梢まで認められることもありますので、末梢=門脈ガスと判断しないようにしましょう。
症例② 80歳代男性 乳頭切開術の既往あり。
症例③ 70歳代男性 胆摘後
※門脈内ガスと胆管内ガスの鑑別はこちら。
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