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chronic expanding hematoma

・1ヶ月以上の経過で増大する血腫であり、長期にわたり血腫が増大する機序は不明。

・Labadieらによれば、血塊内の血球などの破壊産物が炎症を惹起→fibroblastic reaction→血塊周囲に被膜、新生血管が出現し、血腫が形成される。

・次に血塊から析出するplasminogen activatorにより、血腫中心部が空洞化し、炎症によって透過性が亢進した新生血管からの血液が漏出し、形成された血腫が徐々に増大するとされてい る。

・慢性硬膜下血腫が原因の類似する疾患と考えられている。

・発生部位は四肢、胸部で比較的多く、頭部、腹腔内、腎臓、陰嚢、卵巣、後腹膜での発生の報告もある。

・画像所見は、新旧の出血の混在によりCTでは高濃度部を含む不均一な濃度、MRIでは不均一な信号強度となり、辺縁を主体とした増強効果を認める。

・CTでは散在性に石灰化を認め、MRIでは低信号のrimが典型的とされる。

・治療は被膜を含めた完全摘出術が最良であり、被膜を残した可及的除去やドレナージ術もあるが再発の危険性がある。

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