膿胸関連悪性リンパ腫(pyothorax related lymphoma:PAL)

結核性膿胸人工気胸治療を受けた例に報告が多い。

・結核性膿胸の場合罹患歴20年以上で多いとされる。

EBウイルス感染が関連していると考えられている。

・病理学的にはびまん性大細胞性B細胞性リンパ腫である。

・症状は、胸痛、肩の痛みがほぼ必発とされる。

・膿胸に合併する悪性腫瘍としては、他に、悪性中皮腫、肺癌、血管肉腫、悪性線維性組織球腫、脂肪肉腫などの報告あり。

画像所見

・主に膿胸腔内あるいは接する胸壁や肺実質に腫瘤を形成する。

・造影効果はそれほど認めない。

・PETやGaシンチグラフィによる集積の有無が良悪の鑑別に有用なことあり。ただし、膿胸の再燃と鑑別困難な場合もある。

慢性結核性膿胸を見たら考えること

・悪性腫瘍の発生
悪性リンパ腫(非Hodgkinリンパ腫)、扁平上皮癌、悪性中皮腫、腺癌、悪性線維性組織細胞腫(MFH)

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