虫垂同定ブートキャンプ 症例15
【症例】50歳代男性 スクリーニング
画像はこちら
その他所見:腎嚢胞あり。
【虫垂同定ブートキャンプ】症例15の動画解説
お疲れ様でした。
今日は以上です。
今回の気づきや感想などを下のコメント欄にお願いします。
救急画像診断の重要ポイントをギュッと濃縮してお届けします。
【症例】50歳代男性 スクリーニング
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その他所見:腎嚢胞あり。
お疲れ様でした。
今日は以上です。
今回の気づきや感想などを下のコメント欄にお願いします。
最後にスパルタンな症例が来ましたね。
この手の症例がたくさん来るのかと身構えておりました。
コメントありがとうございます。
>最後にスパルタンな症例が来ましたね。
最後にスパルタンXです(謎)。
>この手の症例がたくさん来るのかと身構えておりました。
むむむ!診断専門医の先生ですね?
今回はあくまで実臨床に即した形でのトレーニングということで症例を選び配置しました。
回転異常・・・恥ずかしながら初めて知りました( ;∀;)
参加して良かった~と更に思えた症例でした。
今から、リンク先を閲覧し知識の定着に努めてきます(笑)ありがとうございました。
アウトプットありがとうございます。
>参加して良かった~と更に思えた症例でした。
そう言っていただいて何よりです。
>今から、リンク先を閲覧し知識の定着に努めてきます(笑)ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
同じく!
貴重な15症例、ありがとうございました!
おかげさまで、追い方も分かり、だいぶ慣れました。
最近、1回だけ、ERで虫垂らしきものが同定できました。
ごろ〜先生のおかげです。引き続き頑張ります。
今回、回転異常という概念も初めて知りました。
本当に受けてよかったです。
画像を勉強させて頂き、画像提供して下さった患者様とごろ〜先生に感謝です!
アウトプットありがとうございます。
>最近、1回だけ、ERで虫垂らしきものが同定できました。
よかったです。積極的に虫垂をチェックするようにしてみてください。
>今回、回転異常という概念も初めて知りました。
最後はこんなのもありますよ、という提示でそんなに頻度の多いものではありませんので、まずは正常の解剖の方で練習をしてみてください。
15症例お疲れ様でした。
こちらこそご参加いただきありがとうございました。
今回もありがとうございました。
最終回ということもあり身構えていたつもりでしたが、これまで見てきた画像とは異なることはわかっても追うのが難しい部分がありました。虫垂については、冠状断では管腔構造を見つけられましたのですが、そこまでに至る結腸を追えなかったため虫垂かどうか自信が持てませんでした。
これを機に、中腸回転異常についても復習しようと思います。
アウトプットありがとうございます。
>最終回ということもあり身構えていたつもりでした
ですよね。普通のものは出しません(^_^;)
>これを機に、中腸回転異常についても復習しようと思います。
中腸回転異常はたまに見られますので、是非復習してみてください。
どこかで来る?と身構えながら最後の最後でしたね^^
たまに小児の回転異常で恐ろしく分からないことがあります。撮影前から疑っていなければ動脈相も撮ってないので打ちのめされてます。。。
アウトプットありがとうございます。
>どこかで来る?と身構えながら最後の最後でしたね^^
予測されてましたか(^_^;)
ボーっとしていると回転異常に気づかないのですが、結腸を追うとすぐわかりますね。
6年生です。臨床実習に参加できないですが、ブートキャンプのおかげで腹部CTに対する恐怖感が少し?なくなりました(笑)最後の回転異常はわからなかったですが。
本当に参加してよかったです。腹部CTの読み方の順番など同級生や後輩らに語れるネタが増えました。
素晴らしい企画を準備して下さりありがとうございました。教育に力を入れる医師になりたいと改めて思いました。
アウトプットありがとうございます。
>腹部CTの読み方の順番など同級生や後輩らに語れるネタが増えました。
ぜひ語ってください。
デキる研修医は昨日教わったことを、あたかも知っていたかのように次の日には同期や後輩に指導しています。
教えることで自分の理解がさらに深まります。
技師歴30年です。初心にかえり改めてCTの解剖に取り掛かりたく、BootCampに参加しました、最終問題の回転異常は気がつかず、結腸はほぼ追えませんでした。
しかし、管腔構造は同定でき虫垂は見つけることはできました。
皆さん同様、参加して良かったと思っています。
これからも機会があれば参加したいと考えております
また、後輩にもこの問題及びサイトを紹介し、トレーニングさせたいと考えております
まずは、ありがとうございました。
アウトプットありがとうございます。
>これからも機会があれば参加したいと考えております
また、後輩にもこの問題及びサイトを紹介し、トレーニングさせたいと考えております
ありがとうございます。
是非またこういった企画をしたいと思います。
後輩の方にも是非トレーニングしてもらってください(^^)
2ヶ月目の名もなき初期研修医です。
センスのいい放射線科医になるには発生の勉強が必要とよく耳にしましたが、こういうことだったんですね。。。画像から患者の体内をイメージするときに発生の知識がないとだめなんですね。
含蓄の有る症例でした。
一ヶ月の間お世話になりました。補足症例も是非宜しくお願いします。
アウトプットありがとうございます。
>2ヶ月目の名もなき初期研修医です。
もはやこれが枕詞ですね(^^)
>センスのいい放射線科医になるには発生の勉強が必要とよく耳にしましたが、こういうことだったんですね。。。画像から患者の体内をイメージするときに発生の知識がないとだめなんですね。
私は決してセンスのよい放射線科医ではないですが(^_^;)
確かに発生について知っていると理解しやすいものはありますね。
腹部ですと、今回の回転異常や血管奇形、膵の脂肪置換などもそうですね。
補足の症例、アンケート症例も是非取り組んでみてください。
5年目小病院で勤務しています。普段撮影したCTで必ず直腸から虫垂まで追うという癖がつきました。
中腸回転異常も初めて画像をみました。
放射線科がない環境で、自分で判断しないといけない状況も多く、
見たことあるとないとでは全然違うのでとても勉強になりました。
ありがとうございました。
アウトプットありがとうございます。
>見たことあるとないとでは全然違うので
そうですね。見たことがないものは基本見られないので、体験されたということが今後現場で役立てば私も嬉しいです(^^)
技師歴17年になってしまいました、写真屋さんです。
時間があまり取れず、全部に参加できなかったのが、ちょいと悔やまれます。
最後の症例、十二指腸から先と、上行・横行結腸が全く追えませんでした。
虫垂同定に頭が囚われ、SMA ,SMVが逆になっていると言うことに気づきませんでした。
造影ではなく、単純で且つ肺野条件で読んでいくと、どれくらい追えるのか気になりました。
中腸回転異常、非常に勉強になりました。
一月の間ありがとうございました
アウトプットありがとうございます。
>造影ではなく、単純で且つ肺野条件で読んでいくと、どれくらい追えるのか気になりました。
単純でも追えると思いますが、造影の方が追いやすいですね。
>一月の間ありがとうございました
こちらこそ『怪しい』ブートキャンプにご参加いただきありがとうございます。
結腸は追えたのですが、回転異常とは思わず、術後が何か?と思っていました。SMAに注目するのも知らなかったです。
ただ、虫垂は冠状断を利用して見つけることが出来ました。やはり今回の企画のおかげと思います!ありがとうございました。
アウトプットありがとうございます。
>回転異常とは思わず、術後が何か?と思っていました。SMAに注目するのも知らなかったです。
回転異常の中でも最も多いこのタイプは右側に小腸、左側に結腸が存在するので、右後腹膜に固定されているはずの上行結腸を認めない点でおかしいと気づきたいですね。
またSMAに着目する点も重要ですので、この機会に覚えておきましょう。
SMAに着目する機会はこれまでも(別の講座ですが)いくつか出てきましたね。
・SMAとSMVの場所が逆→腸回転異常 ←NEW!!
・SMVがSMAより細い=smaller SMV sign→SMA領域の血流が落ちている→SMA塞栓症やNOMIの可能性も考慮
・小腸の腸管壁がペラペラ(腸管壁菲薄化(paper thin wall))→SMA領域の血流が落ちている→SMA塞栓や解離がないかをチェック
あとはSMA症候群なんてのもありますが、これは扱ったことはまだなかったですね。
最終回までありがとうございました。この変な感じは回転異常、とは思いましたが、画像的に迷子になってしまい追いかけきることができませんでした。
アウトプットありがとうございます。
>この変な感じは回転異常、とは思いましたが
回転異常に気づけたのは良いですね。
頑張って追えば今回の症例は追えますね。
以前は結腸を追うことが難しくてとても苦手意識があったのですが、このトレーニングのおかげで慣れまして今では大分スムーズに直腸から追うことが出来るようになりました。
まだまだ間違えることも多いですが・・・。
今後、CTCの画像を作成することになるので大変勉強になり助かりました。
まだまだ不安なのでもっとこのトレーニング続いてほしいくらいです。
終わってしまうのが寂しいです。
1ヶ月間本当にありがとうございました。
アウトプットありがとうございます。
>今後、CTCの画像を作成することになるので大変勉強になり助かりました。
CTCの場合はガスがあるので腸管はウインドウ幅を広げると追いやすくなりますね。
>まだまだ不安なのでもっとこのトレーニング続いてほしいくらいです。
終わってしまうのが寂しいです。
ちょっと症例多かったかなとも思っていたのですが、そのように言っていただきありがとうございます。
回転以上を初めて見ました。とても貴重な症例をありがとうございました。
腹部CTをみる抵抗がだいぶなくなりました。
アウトプットありがとうございます。
>回転以上を初めて見ました。とても貴重な症例をありがとうございました。
結腸が左ばかりにあって追いにくいということがあれば回転異常も思い出してみてください。
その際にはSMAとSMVの位置が逆になっていないかなどチェックしてみてください。
>腹部CTをみる抵抗がだいぶなくなりました。
そう言っていただけるとやった甲斐があります(^^)
ありがとうございました!
今回の症例は、2日間に分けて考えました。多分1時間くらいは画像とにらめっこしてました。。
虫垂の同定、消化管も追うことが出来ました(^^) あと1症例ありますが、出来て気持ち的に本当によかったです。
虫垂を追う技術はもちろんですが、精神力が鍛えられたような気がします笑
アウトプットありがとうございます。
>今回の症例は、2日間に分けて考えました。多分1時間くらいは画像とにらめっこしてました。。
スマホを開けば無数の情報で溢れているこの時代に、そんなに時間を取っていただいてありがとうございます。
>虫垂を追う技術はもちろんですが、精神力が鍛えられたような気がします笑
ここで鍛えておけば、現場であたふたすることは少し減るかもしれません。
ただし、次の補足症例で週末を潰さないようにしてくださいね(^_^;)
今回の症例が一番悩みましたが、同定できてよかったです。ブートキャンプで力をつけていないときにもしこの症例がきたらと思うとハラハラしました。
虫垂炎手術後の画像所見はわかりやすいでしょうか?虫垂根部にあるであろう手術痕で判断できますか?
技師として読影補助の力をつけていただいた1か月のブートキャンプありがとうございました。
アウトプットありがとうございます。
>虫垂炎手術後の画像所見はわかりやすいでしょうか?虫垂根部にあるであろう手術痕で判断できますか?
手術痕はなかなか分からないことが多いと思います。
術後の場合は、単に虫垂を認めないケースが多いと思います。
15症例、ありがとうございました。とても勉強になりました。
消化器外科医ですが、育児中で急性期の現場から離れており、読影の眼が鈍らないようにとトライしました。
救急外来で読影することを考えれば1例3~4分程度かな、と時間制限を設けていましたがこの症例はオーバーしました(^_^;)
腸が固定されずブラブラしていると、(この症例では特に)腸管を受動する関係で右結腸or中結腸の術後か?と思いがちですが、回転異常かどうかは血管の位置関係を見る必要があるのですね。
ローテしてくる研修医には、この講座を購入して勉強するようにアドバイスしたいです。
アウトプットありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ありません。
>救急外来で読影することを考えれば1例3~4分程度かな、と時間制限を設けていましたが
そうですよね。忙しい外来では時間の制約がありますね。
>腸が固定されずブラブラしていると、(この症例では特に)腸管を受動する関係で右結腸or中結腸の術後か?と思いがちですが、回転異常かどうかは血管の位置関係を見る必要があるのですね。
そうですね。おかしいなと思ったら、SMAとSMVの位置関係に着目してみてください。
>ローテしてくる研修医には、この講座を購入して勉強するようにアドバイスしたいです。
ありがとうございます(^^)
いつもありがとうございます。
何か変だなと思ったのは正しかったようですが、回転異常とまでは
わかりませんでした。
回転異常のある方は、特に何の問題もなく普通に生活できるもの
なのでしょうか?
アウトプットありがとうございます。
何の問題もなく生活されて偶発的にCTで発見されることも多くあります。
症状がある場合は新生児期に胆汁性嘔吐での発症がほとんどで、その他、間欠的な嘔吐、腹痛、下痢、栄養障害といった慢性症状を呈し、診断に難渋することもあるようです。
(参考:画像診断別冊 KEY BOOKシリーズ わかる!役立つ!消化管の画像診断 P317)
実際読影していると偶発的に見つけることが多いですが、ボーッとしてたら見逃します。
腸回転異常のタイプにもよりますが、なんとなくでも結腸を追う、SMA,SMVをチェックすることで見つけることができます。
なんか胃から十二指腸追いにくいな、尾側から追ってみるか…SMAに挟まってないやん、で察しました…
今までだと上部消化管を追う最中ですぐに心が折れてたと思いますが、今回なんとか全部同定できたので、この15症例でかなり腸管を追う能力がかなりついたと思います。ありがとうございました。
アウトプットありがとうございます。
>SMAに挟まってないやん、で察しました…
大事なポイントですね。
>今回なんとか全部同定できたので、この15症例でかなり腸管を追う能力がかなりついたと思います。ありがとうございました。
ブートキャンプお疲れ様でした。
普段なかなかこのように正常な腸管を追うなんてことは時間があってもしないと思いますが、この機会にお時間を取っていただき、ご参加いただきありがとうございました。
難しいこと(回転異常)についてはぜんぜん分かりませんでした(術後とかかな、と思ってしまいました)が、airでなんとか探せました。。
また、自分のボスに、虫垂腫大•虫垂炎でも、airがあるかどうかで焦り度が変わってくる、と言われたことがあることもあって、最近はairを探すようにしています。
また、学生時代のペーペーペーのときの放射線科実習でも、虫垂探しトレーニングがあって「この辺に虫垂があるだろう」というところでマウスのホイールをクリクリしていても、全く何も見つからず「先入観をもたないこと、画像はちゃんと尾側まで見ましょう!」と言われて、通常(?)よりもかなり尾側に上行結腸•虫垂があった(その症例はとくに発生異常や術後とかでもなかったのですが)ことが記憶に蘇ってきました。
アウトプットありがとうございます。
>虫垂腫大•虫垂炎でも、airがあるかどうかで焦り度が変わってくる、と言われたことがあることもあって、最近はairを探すようにしています。
そうですね。airがあれば基本は除外できますね。airのあるその先に虫垂炎がある場合もありますが。
>学生時代のペーペーペーのときの放射線科実習でも、虫垂探しトレーニング
貴重な体験談ありがとうございます。
虫垂同定に限らず、画像を読む上で、「先入観をもたないこと」は非常に大事ですね。ついいろんな情報や思い込みなどに引っ張られてしまいますので・・・。
15症例お疲れ様でした。
下部消化管がうまく追跡できないなと思いまだまだ修練が足りないんだと思って凹んでいました…。回転異常が原因だったとは…。回転異常は腹部救急の方にくるのかと思っていた自分が甘かったです…。
反省しつつもう一度追ってみることにしました。
15症例勉強させていただきました。基本的なものが比較的多い印象でしたので、全問正解できるかと思っていましたが、3回程度ダメでした…。まだまだな点を顧みながら普段の診療に活かそうと思います。
アウトプットありがとうございます。
>下部消化管がうまく追跡できないなと思いまだまだ修練が足りないんだと思って凹んでいました…。
修練が足りないのではなく、出題者が少し意地悪だったと言う方が正しいのかもしれません・・・。
>基本的なものが比較的多い印象でしたので、全問正解できるかと思っていましたが、3回程度ダメでした…。
前半は基本的なものが多かったですが、後半は少しわかりにくいものを入れたつもりです。
是非この機会に腹痛患者さんでは虫垂をチェックする癖をつけていただけたらと思います。
また、腹部CTを撮影される機会があれば、ついでに腸管を追ってみたり、虫垂を同定していただくのをたまにするだけで、いざというときに困らなくなると思います。
15症例お疲れ様でした。
なんとまあ貴重な症例を経験することができました。小児科で出てくる中腸回転異常はこんな感じなのですね。内臓逆位?術後?いや違う・・・なんだこれ、と思っていました。というか、今回が最後だったのですね!あっという間でした。腸管を追う能力は格段に上がったと思います。ありがとうございました!!
アウトプットありがとうございます。
>小児科で出てくる中腸回転異常はこんな感じなのですね。
中腸回転異常にはいくつか種類があるのですが、今回のタイプが最も頻度が高いので典型例として押さえていただければ幸いです。
>今回が最後だったのですね!あっという間でした。腸管を追う能力は格段に上がったと思います。ありがとうございました!!
そうですね。全15症例でした。終わってみればあっと言う間だったかもしれませんね。
腸管を追う能力がが上がったとのことで大変嬉しく思います。
こちらこそありがとうございました。