鼻腔、副鼻腔領域でのCTの特徴
・空間分解能に優れる。
・骨構造や石灰化の描出・観察。
・多方向のMPR像や3D画像を作成できるため、骨折や脱臼といった外傷に有用。また患者説明に用いて理解してもらいやすい。
・副鼻腔炎の術前評価。
・造影剤は、腫瘍と炎症の鑑別、頭蓋内合併症の評価、血管病変の評価。などで使用。
鼻腔、副鼻腔領域でのMRIの特徴
・組織コントラストに優れる。
・球後視神経損傷。の描出がされやすい。
・腫瘍浸潤範囲の評価(神経周囲進展)
・腫瘍と二次性炎症性変化の区別。
・炎症性病変の頭蓋内進展、合併症。
・真菌症・血瘤腫:T2WI
・腫瘍の鑑別(細胞密度)や治療効果判定:DWI
ご案内
腹部画像診断を学べる無料コンテンツ
4日に1日朝6時に症例が配信され、画像を実際にスクロールして読影していただく講座です。現状無料公開しています。90症例以上あり、無料なのに1年以上続く講座です。10,000名以上の医師、医学生、放射線技師、看護師などが参加中。
胸部レントゲンの正常解剖を学べる無料コンテンツ
1日3分全31日でこそっと胸部レントゲンの正常解剖の基礎を学んでいただく参加型無料講座です。全日程で簡単な動画解説付きです。
画像診断LINE公式アカウント
画像診断cafeの
LINE公式アカウントで新しい企画やモニター募集などの告知を行っています。
登録していただくと特典として、脳の血管支配域のミニ講座の無料でご参加いただけます。
中枢性の嗅覚障害を疑う場合、嗅神経などを見たい場合は副鼻腔CTがいいのか、頭部MRIで嗅裂含め撮影するのではどちらがいいのでしょうか?
コメントありがとうございます。MRIですね。FLAIRの冠状断像などで評価します。