浸潤性腺癌(浸潤性肺腺癌)
・浸潤性腺癌は、準定量的に組織パターンを評価し、その優位パターンに基づいて分類する。
・従来混合型と分類されていたnon-mucinous BAC優位の腺癌は、lepidic predominant adenocarcinoma (LPA)という用語の使用を推奨。
・従来mucinous BACと分類されていた腺癌は、lepidic growthと浸潤性増殖の程度により mucinous AIS, mucinous MIA, invasive mucinous adenocarcinoma のいずれかに分類する。
・生検で認められる非小細胞癌は、可能なかぎり腺癌か扁平上皮癌に分類すべきである。
・特殊型としては、浸潤性粘液腺癌(以前の粘液産生性BAC)、コロイド腺癌、胎児性腺癌、腸型腺癌の腺癌が含まれている。