MSA(多系統萎縮症)
■概念 |
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■症状 |
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多系統委縮症の画像所見
MRI画像診断 | |
MSA-P |
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MSA-C |
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※発症後の臨床症状の進行が速く、病初期からT2強調像で、被殻外側の高信号域や橋縫線部の高信号が目立ち、T2強調像で中小脳脚にも高信号域がある場合にはMSAと診断できる。 |
症例 60歳代男性 MSA-C
hot cross bun signを認め、中小脳脚の萎縮および高信号を認めています。
MSA-Cを疑う所見です。
症例 60歳代男性 MSA-C
中小脳脚の萎縮および高信号、橋底部、小脳脳の萎縮を認めています。
MSA-Cを疑う所見です。
症例 70歳代女性 進行性の右腕と脚の脱力。 パーキンソニズム。 発話の問題。
SWIで被殻の外側面に沿った両側低信号を認めており、淡蒼球よりも明らかに低信号で、鉄沈着が示唆されます。
T2WIでも低信号を認めますが、萎縮に伴う周囲の高信号ははっきりしない。
剖検にてMSA-Pと診断されました。
引用:radiopedia
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