三果骨折、二果骨折とは?

  • 足関節を形成する脛骨の内果・後果、腓骨の外果の3つすべてで骨折をきたしたものを三果骨折と呼ぶ。
  • うち2つの骨折の場合は、二果骨折で多くは内果、外果骨折。
  • 単独骨折では外果が最多。
  • 後果骨折の単独骨折は稀。
  • 二果骨折、三果骨折はまとめて両果骨折と呼んだり、果部はまとめて足関節果部骨折などと呼ばれることがある。
  • 治療は徒手整復が不可であったり、ギブス固定で安定性が保たれない場合、骨片の転位が大きい場合は手術を行う。
  • 整復・固定は外果から行う。外果が足関節の運動の中心となっているため。

 

関連:外果骨折(腓骨遠位端骨折)と画像診断のポイント

 

参考文献:

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