脳底動脈先端症候群(top of the basilar syndrome)
・後大脳動脈近位側3〜4mmより出る穿通枝の塞栓により発症する。
・一側PCAから出る穿通枝は中脳、視床背側および視床正中部の両側を養うため、蝶形の梗塞を認める。また後頭葉や側頭葉にも梗塞巣を作る。
・一側または両側動眼神経麻痺、Parinaud徴候、下方注視麻痺を来たし、同時に意識障害、無為、記憶障害を伴う。
画像診断まとめサイトです。CTおよびMRIの画像診断に必要な知識および実際の画像を主に掲載しています。
・後大脳動脈近位側3〜4mmより出る穿通枝の塞栓により発症する。
・一側PCAから出る穿通枝は中脳、視床背側および視床正中部の両側を養うため、蝶形の梗塞を認める。また後頭葉や側頭葉にも梗塞巣を作る。
・一側または両側動眼神経麻痺、Parinaud徴候、下方注視麻痺を来たし、同時に意識障害、無為、記憶障害を伴う。