恥骨骨折の特徴と画像診断
- 恥骨骨折は骨盤骨折の中でも最も多い。
- 両側恥骨の上枝と下枝が縦に骨折する形を跨座骨折、straddle fracureという。
- 単独の恥骨骨折は骨盤前方からの外力によるものが多い。
- 高齢者で頻繁に見られる大腿骨頸部骨折を疑われてMRIが施行されることもある。(症状が似ている。)
- 脆弱性骨折(insufficiency fracture)も多く仙骨の脆弱性骨折に合併する事も多い。
症例 70歳代 女性
1年半前のCT画像では認めていなかった骨折線を左恥骨及び仙骨の両側に認めています。
脆弱性骨折を疑う所見です。
この症例を動画解説しました。
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