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甲状舌管嚢胞(Thyroglossal duct cyst)

正中頸嚢胞ともいう。

・約3/4はほぼ正中に発生するが、1/4はやや外側に位置する。

・甲状舌管に残存した甲状腺組織から発生。

・先天性頚部病変の中で高頻度

舌骨・舌骨下レベル(75-80%)>舌骨上レベル>舌内(1-2%)

・舌骨より上方は頚部正中、舌骨下はしばしば傍正中

・単房性のことも、多房性のこともあり。

・壁肥厚や内容液の濃度上昇、壁の造影剤増強効果がみられることがある。

症例 30 歳代の女性。頸部腫瘤を主訴に来院。

THYROGLOSSAL DUCT CYST

2012年放射線科診断専門医試験問題の19番より引用。


症例 30 歳代の女性。前頸部腫瘤で来院。

THYROGLOSSAL DUCT CYST1

2008年放射線科診断専門医試験問題の19番より引用。


症例 30歳代男性 スクリーニング

thyroglossal duct cyst1thyroglossal duct cyst

舌骨の正中部に嚢胞性病変あり。甲状舌管嚢胞を疑う所見。

▶︎動画はこちら

舌骨上甲状舌管嚢腫の鑑別
  • 口腔底の類上皮腫
  • 皮様嚢腫
  • 喉頭蓋谷嚢胞(小唾液腺の貯留嚢胞。舌骨内側、傍正中)

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