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急性胃粘膜病変(AGML:acute gastric mucosal lesion)

突然発症する上部消化管症状で発症。

心窩部痛、吐血、食欲不振で発症する。

・胃粘膜発赤、出血、浮腫、びらん、潰瘍などを認める臨床的症候群。

急性びらん性胃炎、急性潰瘍、出血性胃炎の3つの病変をまとめた総称ともいえる。

・原因として、薬剤(NSAIDs、ステロイド、抗生物質、抗腫瘍薬など)、アルコール、コーヒー、喫煙、アレルギー、ストレス(精神的、脳血管障害によるCushing潰瘍、熱傷によるCurling潰瘍)、重度の細菌感染、DIC)、アニサキス、Helicobacter pylori感染など。

内視鏡の所見により確定診断される。

・内視鏡では、びらん、出血、発赤、浮腫が見られる。

・サバやイカなどの生食があればアニサキス症を鑑別に入れる。

・治療は原因の除去。出血があれば内視鏡的に止血。その後は保存的治療(H2-blockerなど)。

画像所見

・造影CTでは低吸収域を呈する胃壁の粘膜下層が著明に腫大を認め、典型的な3層構造を呈する。ただし通常周囲脂肪織濃度上昇なし。

びまん性の胃壁の浮腫性肥厚の鑑別

[colored_bg color=”light‐blue” corner=”r”]・急性胃粘膜病変(AGML)→周囲脂肪織濃度上昇なし。
・アニサキス→周囲脂肪織濃度上昇あり。[/colored_bg]

※アニサキスはⅢ型アレルギーによる胃粘膜下層への好酸球性蜂窩織炎。

参考)アニサキス腸炎

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