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胆石の種類

  1. コレステロール胆石:純コレステロール石混成石混合石
  2. 色素胆石:黒色石ビリルビンカルシウム石
  3. 稀な胆石:炭酸カルシウム石脂肪酸カルシウム石他の混成石など

赤字はCTで高吸収(=白く)に見えることが多いもの、青字はCTで見えないことが多いもの。

コレステロール胆石

純コレステロール石

・CTでやや高吸収〜やや低吸収とCTではわからないことも多い。

・割面はコレステロール結晶が中心より放射状配列。

・胆石の10%を占める。

gbstone1

混成石

・コレステロール石あるいは混合石をカルシウム塩が包み込んだものなので、辺縁がCTでリング状に高吸収に見える。

・割面はコレステロールとビリルビンが混在した放射・層状割面。

・胆石の50%を占める。gbstone2

症例

gall stone CT

混合石

・コレステロールと色素が混合したもの。コレステロールが多いほど低吸収となり、CTでは見えにくくなる。

・割面はコレステロールまたは混合石からなる内層とビリルビン結石からなる外層の二層構造。

Mercedes-Benz徴候を見ることがある。

・胆石の5%を占める。

gbstone3benz

色素胆石

・黒色石はカルシウムを含んでいることが多く、CTで高吸収に見えることが多い。

・ビリルビンカルシウム石は、感染を伴う胆道で形成される。CTで高吸収に見えることが多い。

稀な胆石

・いずれもカルシウムを含有しておりCTで高吸収に見えることが多い。

CTで見えない胆石の割合は?

・胆嚢結石の1割、胆管結石の1割弱は、CTで同定できない。

・逆に言えば、9割くらいの胆嚢結石、胆管結石はCTで同定できるということになる。

・しかし実際は、造影CTのみ撮影される(造影CTでは単純CTよりも見えないことが多い)ことも多いのと、わずかに高吸収な結石も多数あるため、CTで同定できる結石はもっと少ない

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