【腹部TIPS】症例15 解答編

症例15

【症例】60歳代男性

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腹部に入っているチューブはなに?

原疾患は不明ですが、左腎萎縮を認め、30年以上前に左腎摘が行われています。

また右腎にも萎縮を認めていることがわかります。

腎不全と診断されている方で、1年前より腹膜透析が導入されています。

約2年前にSMAP法という方法で、腹膜透析カテーテル挿入術が施行されています。

つまり、腹腔内に認めているチューブは腹膜透析用のチューブということです。

診断:腹膜透析用のチューブ

参考:腹膜透析(慶應大学病院HP)

その他所見:

  • 右腎萎縮あり。
  • 結腸憩室あり。

お疲れ様でした。

今日は以上です。

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