尿管癌の病期分類

T因子

Ta:乳頭状非浸潤癌
T1:粘膜上皮下結合組織に浸潤する腫瘍
T2:筋層に浸潤する腫瘍
T3:尿管筋層をこえて尿管周囲脂肪織に浸潤する腫瘍
T4:隣接臓器に浸潤する腫瘍

尿管癌の読影の実際

  • 主にCTで評価する。
  • CTが施行できない場合はMRで評価する。
  • T2以下:尿管の壁肥厚あるいは、内部に造影欠損像として癌を認める。
  • 尿管壁の外側面は平滑である。
  • T3:癌部の尿管壁の不整や周囲脂肪組織の毛羽立ち、吸収値の上昇を認める。

※尿管癌のMRI staging

・円形に尿管が追える→T2以下。

05_0172_05a

・円形が断裂したら→T3以上。05_0172_05b

AJR Am J Roentgenol. 2007 Mar;188(3):W256-61.より引用

 

N因子

  • N0:所属リンパ節転移なし。
  • N1:最大径が2cm以下の1個のリンパ節転移
  • N2:最大径が2-5cmの1個のリンパ節転移または5cm以下の多発リンパ節転移
  • N3:最大径が5cmをこえる所属リンパ節。

※所属リンパ節:腎門部、腹部傍大動脈、傍大静脈リンパ節、骨盤内リンパ節

※腎盂癌、尿管癌では、retrocrural LNは6mm以上を陽性とすることもある。

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