中手骨骨折
- 中手骨は解剖学的に頭部、頚部、骨幹部、基部と分類される。
- 骨折は頚部に最も多く、次いで骨幹部。
- 頚部骨折は第4,5中手骨に多く、壁や人を殴るなどを原因として生じることが多いためファイター骨折と呼ばれる。
- 一方で第2,3中手骨骨幹部骨折はボクサー骨折と呼ばれる。
- 頚部骨折も骨幹部骨折もともに関節外骨折のため、転位が少なければ保存加療となる。
参考文献:
- 臨整外 56巻5号 2021年5月 P501-502
- 骨折ハンター P194
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