頭部CTの頭蓋骨の内側(内板骨)が波を打ったようにうねうねと曲線を描いている場合や凹みがある場合、どのようなことを考える必要があるのでしょうか。
頭部CTの骨条件で頭蓋骨内板に波打ったような指圧痕を認めたときの鑑別
などを鑑別に挙げる。
レントゲン画像やCTのスカウト画像でも認められる。
指圧痕とは?
- 頭蓋骨内板に指で押しつけたような低濃度の陰影をいくつも認める。
- 脳の拍動により生じる。
- 1-2歳以降で4歳までの小児にしばしば見られる。
- 通常は12-13歳までに消失する。
- これ以上の年齢で認めた場合は、上記疾患を考える。
参考)画像診断 vol.37 No.13 2017 P1287-1302
画像診断実行編集委員会 学研プラス 2017-10-25
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