腎静態シンチグラフィ
- 99mTc-DMSAを用いる。
- 148MBq静注2時間後に低エネルギー用高分解能コリメータにて、仰臥位にて後面を撮像する。
- 99mTc-DMSAは腎実質に均一に分布する。
- 正常では、静脈注射後2時間後に投与量の40-50%が集積する。
- 吸収補正後、分腎集積率が20%以下を呈した場合、腎実質機能低下と判断する。
- 腎静態シンチグラフィの適応は、急性腎盂腎炎の判断、小児の膀胱尿管逆流現象に基づく尿路感染に伴う腎瘢痕、腎尿細管アシドーシスの診断。
- それぞれ集積が低下する。
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