くも膜下出血の治療

治療の目的は再出血を予防すること!!

治療を検討することが推奨される動脈瘤

  1. 70歳未満(患者の余命が10〜15年以上)
  2. 5-7mm以上。
  3. 5-7mm未満では、
    症候性、後方循環かAcom,IC-PCなど、Dome/neck aspect比が大きい、不整形、ブレブありのときに治療対象となる。

開頭動脈瘤頸部クリッピング術

  • 確実に遮断することができる。
  • 開頭による侵襲性がある。
  • 脳動脈攣縮が合併する前に行なうのが原則。原則として発症から72時間以内

動脈瘤コイル塞栓術

  • 血管造影手技による。
  • 開頭より非侵襲的。
  • 重症例や、高齢者などにも適応あり。
  • Dome/neck >2、巨大動脈瘤に適応あり。
  • 内頸動脈動脈瘤、前交通動脈動脈瘤、前大脳動脈末梢動脈瘤、椎骨脳底動脈系動脈瘤に適応があることが多い。

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