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重複下大静脈

・全人口の2-3%に見られる。CTで遭遇する頻度は0.7-1%と下大静脈の奇形で最も多い。

・大動脈の両側に下大静脈が描出される奇形。

・発生の過程で左右の上主静脈が残ることにより生じる。

・左側下大静脈は左腎静脈に繋がり本来の右側の下大静脈へと合流をする。

・各々が腸骨静脈に連続するが、左右の総腸骨静脈間に連絡があるものとないものがある。

・左側下大静脈は拡張した精巣もしくは卵巣静脈との鑑別を有するが、総腸骨静脈に連続することで鑑別できる。

・腎静脈の走行異常などを伴うことあり。

・肺血栓塞栓症で下大静脈フィルタを留置する際に、右側下大静脈に留置しても、左から血栓が飛ぶことがあるので、この奇形を有する症例では、フィルタを腎静脈流入部より頭側に留置する。

double IVC

下大静脈フィルタを留置する際に注意すべき奇形
  • 重複下大静脈
  • 左下大静脈
  • 大動脈後左腎静脈(retroaortic left renal vein)
  • 大動脈周囲左腎静脈(circumaortic left renal vein)

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