迷路瘻孔、半規管瘻孔(cholesteatoma with labyrinthine fistulae)とは?

  • 迷路瘻孔は真珠腫を代表とする中耳炎症性疾患の5~20%に合併する。
  • 難聴のほか、めまいや顔面神経麻痺などの症状を呈する。
  • 真珠腫の増大とともに迷路骨包を破壊し、瘻孔を形成する。
  • 真珠腫に併発するめまいは一過性であっても重篤であるので、持続的めまいの場合は膜迷路に炎症性変化が発生している可能性を考える。

迷路瘻孔の画像所見

  • 外側半規管に好発し、CTにて同部位の骨壁欠損を認める。
  • 迷路炎を伴う場合はFLAIR像での迷路内信号上昇や、造影T1強調像での異常増強像を呈する。
症例 50歳代男性 左側中耳真珠腫。

cholesteatoma with labyrinthine fistulae

上鼓室型(弛緩部)真珠腫あり。

  • 外側半規管への瘻孔
  • 上半規管への瘻孔
  • 頭蓋内への進展

を認めています。



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