CT造影剤(ヨード)を行なうにあたり注意すべき服用中の薬剤
ビグアナイド系糖尿病薬
乳酸アシドーシスの発現リスクあり。一時的に内服を中止することが望ましい。
どの薬がビグアナイド系なのかは、日本医学放射線学会ホームページのヨード造影剤とビグアナイド系糖尿病薬との併用注意について(http://www.radiology.jp/uploads/photos/995.pdf)を参照してください。
βブロッカー
アナフィラキシー反応に対する治療の第一選択であるアドレナリン(エピネフリン)の効果を減弱する。
腎毒性を有する薬剤
抗菌薬、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、抗腫瘍薬などの腎毒性の強い薬剤の併用は造影剤腎症の危険因子となるため、可能ならば一時的に中断する。