まずTURBT前後に画像で注意すべき点
- TURBT後MRI
- 膀胱憩室
- 膀胱褐色細胞腫
- 閉鎖神経損傷
- 尿道腫瘍
TURBT後MRI
TURBT標本が筋層浸潤あれば、残存病変がないかなどで、撮影されることがあるが、
- 治療後の瘢痕、炎症
- 残存病変
いずれも造影されうることから評価困難。
またTURBT後は壁外の周囲脂肪織も変化が見られ、壁外浸潤の評価も困難。したがって、
- 有茎性、乳頭状病変→表在性病変である可能性が高い。
- 広基性、非乳頭状病変→浸潤性病変である可能性がある。
ため、TURBT前に、膀胱鏡所見によりMRIの適否を決め、必要な場合は、TURBT前に撮像しておくべきである。
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