肋骨間関節形成(articulation between two ribs)
- 肋骨の正常変異の一つ。
- 上下の肋骨が関節を形成(ariticulation)する。真の関節ではないため、別名としてpseudoarticulation(偽関節形成)と呼ばれることもある。
- 関節を形成せずに融合(fusion)したものや架橋形成(bridging)したものも同じ様な正常変異の一つだが、関節形成とは区別される。
- 矢状断像や冠状断像の再構成で偽関節の様子はよりわかりやすくなる。
症例 40歳代男性
左第7肋骨と第8肋骨の間で関節の形成を認める。
症例 30歳代女性
右7-8肋骨間に横断像にて肋骨の肥厚あり。
矢状断像と横断像で確認すると上下の肋骨間で関節を形成している事がわかる。