先に結論:VINDICATE!!!+Pによる鑑別診断の挙げ方

  • VINDICATE!!!+Pは血管性・感染・腫瘍・変性・中毒・先天性・自己免疫・外傷・内分泌代謝・医原性・特発性・遺伝性・心因性の頭文字で、鑑別診断を漏れなく挙げるための覚え方です
  • 画像診断では、それぞれのカテゴリーならどんな画像・経過になるかを考えることで、思い込みによる見落としを防げます
  • 特に分布(左右対称か)・経過(急性か慢性か)と組み合わせると、効率よく絞り込めます

VINDICATE!!!+Pによる鑑別診断の挙げ方

  • Vascular (血管性疾患)
  • Infection (感染症)
  • Neoplasm (腫瘍性疾患)
  • Degenerative (変性疾患)
  • Intoxication (薬物・中毒)
  • Congenital (先天性疾患)
  • Auto-immune (自己免疫・膠原病)
  • Trauma (外傷性疾患)
  • Endocrinopathy (内分泌代謝性疾患)
  • !atrogenic (医原性疾患)
  • !diopathic (特発性疾患)
  • !nheritance (遺伝性疾患)
  • Psychogenic (精神・心因性疾患)

医療において鑑別疾患を考える際に用いられる。

背景の病理を考え、上の13のカテゴリーに分けて、それぞれならどのような画像パターンになるか、臨床経過になるかを考えるのが、VINDICATE!!!+P(読み方はヴィンディケイト+P)。漏れなく鑑別疾患を考える際に役立つ。

VINDICATEの意味と使い方

・vindicateは英語で「正しさを証明する」という意味の単語で、医療では病因の頭文字を並べた覚え方として使います。「!」の3つはiatrogenic・idiopathic・inheritanceのIです。

・例えば脳の多発白質病変なら、V(小血管病)、I(脳炎)、N(転移・リンパ腫)、A(多発性硬化症)、!(薬剤・放射線)と順に当てはめると、候補の漏れを防げます。皮膚科でも使われています(Silverberg 2024)。

参考文献

  1. Silverberg NB, Lee-Wong MF, Silverberg JI. VINDICATE-P: A Mnemonic for the Many Comorbidities of Atopic Dermatitis. Dermatol Clin. 2024;42(4):559-567. PubMed

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