研修医はバイトできる?

「研修医でも当直のバイトをしていいの?」という質問をよく聞きます。結論から言うと、初期研修医(臨床研修医)は、研修期間中にアルバイトとして診療を行うことは認められていません。このページでは、そのルールと、研修医がお金について知っておきたいことをまとめました。

結論:初期研修中のアルバイト診療はできない

  • 初期研修医は、研修に専念することが求められ、アルバイトとして診療することは禁止されている
  • 違反すると、研修の修了が認められないなど、大きな不利益につながるおそれがある
  • バイトができるのは、初期研修を修了してから(専攻医以降)が一般的
  • 研修中は、勉強と貯金の習慣づくりに時間を使うのがおすすめ

なぜ研修医はバイトができないの?

初期臨床研修は、医師としての基本的な診療能力を身につけるための期間です。厚生労働省の臨床研修のルールでは、研修医は研修に専念することとされ、アルバイトとして診療を行うことは禁止されています。その代わりに、研修病院が研修医に適切な給与を支払う仕組みになっています。

研修中に無断でアルバイト診療を行うと、研修の中断や修了の認定に影響するおそれがあります。先輩から誘われても、引き受けないようにしましょう。

医師免許を使わない副業は?

診療を伴わない活動(ブログや執筆など)についても、研修病院の就業規則で制限されていることがあります。始める前に、研修病院の担当者に確認しましょう。研修中は、何より研修と勉強を優先することが大切です。

研修医のうちにやっておきたいお金のこと

  1. 生活費を把握する:毎月いくら使っているかを知るだけで、無駄遣いが減ります。
  2. 少額でも積み立てを始める:新NISAなら、少額から積み立てられます。くわしくは医師はバイト代を浪費せずNISAへ。
  3. 生活レベルを急に上げない:専攻医になってバイトを始めると収入が一気に増えます。そのときに生活レベルを上げすぎないことが、資産を作る一番のコツです。
  4. 自己投資を惜しまない:本や勉強会など、研修医時代の学びは一生の財産になります。画像診断の本は画像診断オススメ書籍・本で紹介しています。

研修が終わってバイトを始めるときは

専攻医になってバイトを始めるときは、次の記事も参考にしてください。

まとめ

初期研修医は、研修期間中にアルバイト診療を行うことはできません。研修中は研修と勉強に集中し、少額の積み立てなどお金の習慣を作っておくと、専攻医になって収入が増えたときに大きな差がつきます。

※研修の取り扱いは、厚生労働省の臨床研修に関する通知と、各研修病院の規則によります。くわしくは研修病院にご確認ください。

最終更新:2026年10月