医師の副業であるアルバイト(バイト)についての疑問をまとめました。
- 病院に泊まる当直業務の内容と時給の相場
- 外来や健診の仕事の時給の相場
- 医師はバイトだけで生活することは可能なのか?
- 医師のバイトは確定申告しなければならないのか?
という疑問についてまとめました。
それではいきましょう。
この記事の目次
医師のバイトの時給は?当直の場合
当直のバイトの場合、
- 各科の当直、
- 救急当直、
- 寝当直(病棟管理)
の3つが主流です。
救急当直
救急当直は救急車を積極的に受け入れるところだと常に忙しさが伴い、寝られないのが実情です。
そうしたこともあってか、バイトの時給も高く、5,000円〜6,000円程度です。
寝当直(病棟管理)
病棟管理の場合は通常、眼科病院など急を要することが少ないケースではゆったりとしていることが可能です。
寝当直は救急を受け入れない病院において単に待機しているだけのバイトであり、ゆっくりしていることができるだけでなく、時給も非常によく、3000円程度となっています。
夜に病院にいるにしても、これだけの差があります。
医師のバイトの時給は?外来、健診の場合
外来バイトでは、時給はだいたい1万円程度となっており、かなり高いことがわかります。
専門外来は時給が高いこともあり、なかなか確保ができないような専門性の高いところでは時給もそれだけたかくなります。
透析管理のバイトも同じだけの時給となり、週1回フルタイムで働くだけで毎週10万円近く稼ぐことも可能です。
健診の場合は、1回につき数万円というのが相場になっています。
問診をしたり、聴診器で診察をしたりし、時給ではなく1回につきいくらという契約で行います。
ただ、健診の時間で連動するため、実質的には時給は1万円程度となっており、場合によっては、これに交通費などが上乗せされていきます。
このように見ると、週1回だけこうしたバイトをするだけでかなり稼ぐことが可能です。
医師がバイトだけで生活することは可能?
フリーランスの医師というのも非常に多く、透析管理や健診などのバイトを探し、それで生計を立てるケースもあり、バイトだけでもかなりの年収を確保することは可能です。
例えば、毎週3回健診などのバイトを入れれば、それだけで毎週30万円程度は稼ぐことができます。
それを4週こなせば120万円となり、年間で1000万円以上の年収となっていきます。
こうしたバイトは意外と多く存在し、それでいて積極的にこうしたものを引き受ける人もいます。
そのため、病院で働くことができなかったとしても、こうしたところで急場をしのぎ、就職活動をしていくというのも可能であることから、医師のお小遣い稼ぎとしてはかなり効果的であることがわかります。
医師のバイトは確定申告しないとダメ?
当然のことながら、バイトで得た収入は確定申告をしなければなりません。
源泉徴収をされていれば、年末調整、確定申告の流れでいくらかのお金が返ってくること、そして後で確定申告をしていないことがバレてしまえば加算税が課されるため、結局のところ、損をしてしまいます。
確定申告をすることで変な疑いをかけられずに済むだけでなく、開業した時などにマークされずに済むということも考えられます。
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最後に
医師のバイト(副業)についての疑問をまとめました。
医師は常勤先よりもバイトの方が時給が高いのが通常です。
バイトのみに専念するフリーランス医師も多くいますが、
- より専門性を高めて行く
- やりがいを求める
という場合は、フリーランス医師では困難なケースも多く、その場合は常勤先で仕事をしながら合間にアルバイトをするという形が多いです。
実際、割合としては、こちらのケースがほとんどです。