2009年放射線科診断専門医試験解答解説【1-5】
問題原本はこちらからご覧ください。
1の解答:b?
2の解答:c,e
・白内障は、確定的影響。晩期障害だが5年以内。
・水晶体内の分裂細胞が放射線により正常に分化できないことが原因。
3の解答:a,b
組織荷重係数
- 赤色骨髄、結腸、胃、肺、乳房、残りの組織 0.12
- 生殖腺 0.08
- 膀胱、食道、肝臓、甲状腺 0.04
- 脳、唾液腺、骨表面、皮膚 0.01
※組織荷重係数は0.01が最小。
4の解答:c,d
・a:通常はアンダーチューブ装置であり、オーバーチューブ装置よりも上半身の被曝は少ない。
・b:体型が大きい患者で皮膚線量が増加する。
・c:胸部の透視では正面像よりも側面像で線量率が高い。
・d:拡大透視で線量率は増加する。
・e:X線の秒間パルス数を下げると線量率は低下する。
参考)IVRで患者の放射線被ばく低減のために覚えておくべき8つのこと
5の解答:d,e
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いつも勉強させていただいてます。
5番ですがeの
「治療用電子線ではエネルギーが高くなるとビルドアップ効果が強くなるのでボーラスをのせるなど注意が必要である」
は正解ではないのでしょうか?
dのチェレンコフ光に関する記述も正解なので、解答が2つの出題ミスと思われます。
なか先生
いつもお世話になっております。
返信遅くなり申し訳ありません。
調べてもよくわからなかったので、治療の先生に聞いたら、一瞬で○と言われました。
追加しておきます。ありがとうございます。