2010年放射線科診断専門医試験解答解説【31-35】
問題原本はこちらからご覧ください。
31の解答:d
・腸管壁内ガスあり。壊死性腸炎を疑う所見。
32の解答:e
・左胸郭に腸管のガス像の入り込みあり。横隔膜ヘルニアを疑う所見。
新生児の胸部にガス透亮像を示すもの
- 気胸
- 気縦隔
- 大葉性肺気腫
- 横隔膜ヘルニア
- 嚢胞状腺腫様奇形
- 気管支閉鎖
- 肺嚢胞
- 肺偽嚢胞 など
33の解答:c?
・突然の腹痛と血圧低下。腹部造影CTでは、腹部大動脈瘤あり。右の前腎傍腔および腎周囲腔に血腫あり、破裂の疑い。
・大きさに依存する。増大速度にも依存する。
・腹腔内血腫ではなくて、後腹膜血腫。
・破裂の頻度は径によるが、1割以下なのか?
34の解答:c
・MRI造影遅延相において、心基部中隔から後壁の中層から外膜側にかけて造影効果を認めている。サルコイドーシスを疑う所見。
35の解答:a
・右房内に突出する Valsalva 洞動脈瘤あり。
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