目次
種類は?
・網内系貪食(kupper細胞):フチン酸 99mTc-phytate
・肝細胞(受容体):アシアロシンチ 99mTc-GSA
・胆道系:99mTc-PMT
肝受容体シンチグラフィ 2012
・受容体シンチ=アシアロシンチ 99mTc-GSA
・肝予備能低下で心プールの描出が持続する。
※肝機能障害
→心臓に停滞して、肝に取り込まれない。
→心での集積↑、肝での集積↓
・定量的指標として HH15 や LHL15 が用いられる。
※HH15=H15/H3 (H3は3分後に心に集積)15分経っても心への集積が多ければ、肝機能障害あって心に停滞していることを意味する。つまり、この値は低い方が正常。<0.61
※LHL15=L15/H15+L15 15分経っても心へ停滞多ければ分母が大きくなり、値は小さくなる。なので値は大きいほうがよい。>0.91
フチン酸シンチ
・99mTc-phytate(フチン酸シンチ) を静注する。
・用いる放射性医薬品は肝の Kupffer 細胞に取り込まれる。
※網内系貪食(kupper細胞)を画像化する。★
胆道シンチ
・99mTc-PMT★
・胆囊機能や胆道の通過性を評価する。
・Dubin-Johnson 症候群の診断に用いる。
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