問題はこちらから参照して下さい。
a Behçet 病 ×
b 高安動脈炎 ×
c 気管支閉鎖症 ○
d 慢性閉塞性肺疾患 ○
e 慢性肺血栓塞栓症 × ミスマッチ。血流が落ちる。
※肺気腫や慢性気管支炎など気道系の病気では、病変部位では換気と血流の両方が低下する(換気血流がマッチする)。これは、肺血流が換気によって調節されているから。
※ミスマッチ→血管病変を選ぶ。 ※マッチ→気道病変を選ぶ。
a 99mTc-DMSA ○腎静態シンチ。子供、VURによる瘢痕とか。Seitai
b 99mTc-DTPA ○腎動態シンチ。GFR。DouTai
c 99mTc-MAA ×肺血流。マクロなアルブミンが肺の毛細血管でひっかかる。
d 99mTc-MIBI ×安静心筋。副甲状腺腫(2011保険適応)。
e 99mTc-PMT ×肝胆道系。
a 99mTc-phytate(フチン酸シンチ) を静注する。× 網内系貪食(kupper細胞)を画像化する。アシアロシンチは99mTc-GSA。
b 胆囊機能や胆道の通過性を評価する。× 99mTc-PMTのこと。
c 肝予備能低下で心プールの描出が持続する。○
d 定量的指標として HH15 や LHL15 が用いられる。 ○
e 用いる放射性医薬品は肝の Kupffer 細胞に取り込まれる。× これはフチン酸シンチ。クッパー→クップファー。
肝受容体シンチグラフィ(アシアロシンチ)
・肝機能障害 →心臓に停滞して、肝に取り込まれない。 →心での集積↑、肝での集積↓
・HH15=H15/H3 (H3は3分後に心に集積)15分経っても心への集積が多ければ、肝機能障害あって心に停滞していることを意味する。つまり、この値は低い方が正常。<0.61
・LHL15=L15/H15+L15 15分経っても心へ停滞多ければ分母が大きくなり、値は小さくなる。なので値は大きいほうがよい。>0.91
肝胆のシンチまとめ
・網内系貪食(kupper細胞):フチン酸 99mTc-phytate
・肝細胞(受容体):アシアロシンチ 99mTc-GSA
・胆道系:99mTc-PMT
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b 神経鞘腫 ×
MIBG
・MIBGは、norepinephrineの類似物質。
・Amine precursor uptake and decarboxylation(APUD)系腫瘍はカテコラミンを産生する性質があるため、MIBGを取り込む。
・APUD系腫瘍:褐色細胞腫、神経芽腫、甲状腺髄様癌、カルチノイド
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