アルツハイマー病における脳血流シンチグラフィの画像診断は? 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年12月27日 頭部 アルツハイマー病(Alzheimer disease)における脳血流SPECTの画像診断 アルツハイマー病は認知症の原因として最多。次にレビー小体型認知症(DLB)が多い。 認知症の脳血流SPECTを見る上で、まず前頭葉 […] 続きを読む
アルツハイマー病とは?MRIやSPECTの画像診断のポイントは? 更新日:2019年5月9日 公開日:2013年12月27日 頭部 アルツハイマー病(AD:Alzheimer disease) ・痴呆の原因疾患で最も多い。物忘れを主訴として発症する。 ・ 2番目に多い痴呆を来す疾患は、Lewy小体型痴呆(DLB)。 ・組織学的には老人斑(神経毒性を持 […] 続きを読む
terminal zone of myelination(側脳室周囲高信号、髄鞘化の遅延、正常所見)の画像診断 更新日:2016年8月21日 公開日:2013年12月20日 頭部 terminal zone of myelination ・側脳室体部外側、特に上部後部では周囲に比べて髄鞘化が遅れることがある。この部位は、terminal zone (terminal zone of myel […] 続きを読む
脈絡叢腫大の鑑別診断 更新日:2015年5月1日 公開日:2013年12月19日 頭部 ・Sturge-Weber症候群 通常片側性(患側) ・脈絡叢黄色肉芽腫 ・脈絡叢乳頭腫 ・転移やリンパ腫 ・上衣下腫 ・Neurofibromatosis type2(NF2) 続きを読む
片側大脳萎縮の鑑別診断 更新日:2014年11月10日 公開日:2013年12月19日 頭部 ・もやもや病 ・Dyke-Davidoff-Masson症候群 ・Sturge-Weber症候群 ・Rasmussen症候群 ・内側側頭葉硬化症 ・MELAS ・Parry-Romberg症候群 ・脳梗塞 ・外傷性脳挫傷 […] 続きを読む
頭部MRIの特殊な撮像方法とその特徴(FLAIR、SWI、BPAS、FIESTA、CISS、DTI、MRS) 更新日:2023年2月9日 公開日:2013年12月18日 頭部 FLAIR 水を抑制したheavily T2ではなく、T1緩和の影響を受ける。 TRを6秒以下の短めに設定するとT1値が長い病変は灰白質や白質と重なり見えなくなる。なので、TRを短くしてはいけない。 FLAIRのメリット […] 続きを読む
末梢性顔面神経麻痺と障害レベル別出現症状 更新日:2014年11月10日 公開日:2013年12月14日 救急耳鼻咽喉科頭部 末梢性顔面神経麻痺 ・Bell麻痺(60-70%):原因不明 ・Ramsay Hunt症候群(10-15%):帯状疱疹ウイルス(VZV)による顔面神経麻痺。ウイルスの再活性化。 水痘帯状疱疹ウイルス脳炎(VZV) ・感染 […] 続きを読む
構音障害の診断法、脳神経のどこが障害されているか? 更新日:2014年8月4日 公開日:2013年12月14日 救急頭部 [colored_bg color=”gray” corner=”r”]構音障害[/colored_bg] ・「ら」+「パ・タ・カ」 ・顔面神経(Ⅶ):口唇音「パ」「マ」× […] 続きを読む
脳脊髄液の流れ(CSF fIow)によるアーチファクトの画像診断(Monro孔、CSF flow artifact) 更新日:2018年3月2日 公開日:2013年12月11日 頭部 脳脊髄液の流れ(CSF fIow)によるアーチファクト flow voidとは血流あるいはCSFの流れのために発生する信号消失のこと。 T2強調像やFLAIR像で目立ち、T1強調像では信号低下を来さないか、あっても目立 […] 続きを読む
頭蓋咽頭腫の画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月8日 公開日:2013年12月10日 頭部 頭蓋咽頭腫(craniopharyngioma)とは? 退縮した下垂体〜Rathke管に沿って遺残した扁平上皮から発生する良性腫瘍。 成人の原発性頭蓋内腫瘍の約1%、小児では1~3%を占める。 年齢分布は二峰性であり […] 続きを読む