肺野の多発嚢胞性病変の鑑別診断

多発嚢胞

肺の嚢胞とbullaの違い

  • 肺に気道以外に嚢胞壁が非可逆性に存在するもの。従って、気管支拡張症やpneumatoceleなどは含まないことが多い。
  • 肺嚢胞はbullaを含んだ総称。
  • bullaとblebは画像上区別できないので、bullaで総称する。
  • bullaとは肺尖部胸膜直下にあることが多く、自然気胸の原因となる。
  • 肺気腫の拡張気腔はLAA(low attenuation area)と表現され、嚢胞とは壁がないことで区別される。
  • 一方で空洞とは、既存の肺充実性病変の内部が抜けた状態で、1mm以上の壁を認めるもの。

多発性肺嚢胞の鑑別診断

定義からは外れるもの

  • 嚢胞性気管支拡張症:気管支と連続。
  • pneumatocele
症例 70歳代男性 シェーグレン症候群

diffuse lymphoid hyperplasia

両側下肺野を中心にびまん性の嚢胞あり。

シェーグレン症候群に伴うLIPを疑う所見です。



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