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中枢性神経細胞腫(central neurocytoma)

  • 全脳腫瘍の0.25~0.5%。
  • 神経細胞の特徴をもつ小さな腫瘍細胞から構成される脳室内腫瘍
  • 免疫染色ではNSEやsynaptophysinが陽性。WHO grade II。
  • 若年成人の側脳室前半部モンロー孔付近に発生。発生母地はMonro孔より前方の側脳室外壁あるいは透明中隔壁とされる。
  • 透明中隔または側脳室壁に付着
  • 若年成人に多く見られ,性差はない。全体の70%は20~40歳で発症する。
  • 頭蓋内圧亢進症状(頭痛など) が主。透明中隔・第三脳室・視床下部の病変ではホルモン異常を来すことがある。
  • 治療は手術で、一般に予後は良好。

画像所見

  • CTで石灰化(50%)。等~高吸収値を示す。
  • 多数の小さな嚢胞がよく見られ、軽~中等度の増強効果があり。
  • 水頭症の合併も見られる
  • MRでは不均一な信号強度、増強効果は様々。境界明瞭で“泡沫状”と形容される不均 一な内部構造を示すことあり。
  • 石灰化や出血を反映したT2強調像での低信号も混在することあり。
症例 20歳代の男性。頭痛。

central neurocytoma2010年放射線科診断専門医試験問題15より引用

側脳室正中部(Monro孔付近)に石灰化を有する腫瘤あり。中枢性神経細胞腫や上衣下巨細胞性星細胞腫を疑う所見。

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