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尺骨突き上げ症候群とは?(ulnolunate abutment syndrome)

  • TFCの変性には尺骨と月状骨または三角骨の慢性的な衝突が関与している。(関連:手根骨の解剖)
  • ulnar impaction syndromeなどとも呼ばれる。
  • 尺骨が橈骨に比べて長い例(positive ulnar variance、ulna plus variant)に起こることが多いが、短い場合や差がない場合にも起こることがある
  • スポーツや労働作業による負荷が原因となることがある。
  • 尺骨頭が月状骨や三角骨、TFCに衝突し、手関節尺側部痛を来す。
  • 早期にはTFCの変性が見られ、進行すると尺骨頭や月状骨近位部の変性を来したりTFC断裂を来す。
  • 月状骨、三角骨の近位側、尺骨遠位端に骨硬化または嚢胞性変化を来す。

関連記事)TFCC損傷とは?MRI画像診断のポイントは? 

尺骨突き上げ症候群の画像診断は?

単純X線写真

  • 尺骨が橈骨に比べて長い。
  • 月状骨や三角骨、尺骨頭に硬化像や嚢胞変性を認めることがある。

手関節MRI

  • 月状骨の尺側、三角骨の橈側、尺骨遠位端に軟骨下骨を主体の骨髄浮腫、嚢胞性変化、硬化像を認める。
 症例 40歳代男性 右手関節尺側部痛

ULNOLUNATE ABUTMENT SYNDROME1

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